今、主人公の魏若来(ウエイ.ルオライ)が、国民党の不正や腐敗に絶望し、中銀を辞め上海を離れる辺りです。

日本との戦争の最中(停戦中?)、国を応援するためという理由で、中央銀行が債券を発行するのですが、実は国民党為政者たちが私腹を肥やすため利用しようとしていました。

国の為なら、それで儲かるならと上海市民は我先にと購入します。

魏若来は、周囲の人たちに、決して借金をしないように、ある程度まで上がったら売るように、何度も忠告しますが、彼の親友はこの先10年間の稼ぎを、大家さんは家屋を担保に借金してどんどん買い足してゆきます。

更に、売るようにアドバイスされていた株価を超えても持ち続けます。

結局、いいだけ上がったところで、大儲けを狙った国民党の息のかかった投資家達が大量に売り出し、株価は大暴落。

一般市民は一瞬で地獄に突き落とされてしまいます。

親友はビルから飛び降りて自殺、家を取られた大家さんは気が狂って病院へ。

強欲投資家達は、下がりに下がったところで債券を買い戻し、国への義理を果たしたこととし、暴利を得ます。

魏若来はこれが仕組まれていたことと気づき、証拠を見つけて暴こうとしますが、彼が信頼し尊敬してやまない上司は拒否します。

上司は、暴いたところでどうにもならない、上に握りつぶされるだけと知っているからです。

この多くの悲劇を引き起こした大混乱を中銀がどう収めるかですが、もしやと思っていたら、やっぱり。

これは、日本人投資家の○○がやったことと発表して、幕を引くのです。

時代は1930年代、すでに、「都合の悪いことは日本のせいにする」が常套手段だったのですね。

戦争中でもありますしね。

昨年Iqiyiの魔翻訳で観ていた時は、この部分に気づきませんでした。

中国の人達もここに気づいてくれたらいいなあと思いますが、当たり前すぎて気にもしないかも。

 

魏若来はこれを機に共産党への道を歩み始めるのですが、今の中国を観ると、複雑な気持ちになります。