アルスラーン戦記熱はまだ続く
アルスラーン戦記への郷愁のような愛が再燃してしまい早一週間…。収まらないのは私一人ではなくあらたな同好者が誕生したから。。。彼女がかわいいアルスラーンの絵を描いてくれたので私もお返しに…と自分のイメージするアルスラーンとその仲間達を描いてみた。自分のイメージはやはり原作の装画家、天野喜孝さんと最初のアニメ映画化のキャラクターデザインが脳裡に蔓っているのでこんな感じ。(原作は開始から完結まで30年かかったそうだが、こうやって描き出してみると素人の落書きでもやっぱり世代感が表れてしまうなあ…。)荒川宏さんの漫画は読んでいないのだが、新しいアニメを見終わって、荒川さんのアルスラーン達も凄く魅力的的だったので、(だがどうしてもアルスラーンの前髪一本が気になるのだけれども…)原作者の田中芳樹先生はさぞ大喜びしたことだろうな。私が好きなキャラクターはナルサスとギーヴ。ラジェンドラも出てくるたびに小躍りして呼んでいたくらいには愛がある。これだけで私がどれだけ変わり者が好きか分かるかもしれない。もっとも、ナルサスに関しては同好者が多いかもしれない。三国志愛読者が孔明が好きなように「戦国もの」はどうしても軍師が人気を集めるものだろうから。ナルサスは軍師として才がありながら画家として生きたいと思っている。彼には絵の才能はなく、周囲の評価もまるでない。だがそれに気づかない。自分には絵の才能があると信じている。これは小説なので作家はナルサスの方が間違っていると読者に思わせる必要があり、そう認識しながら読んでいるのだが、アニメなど絵になるとどうしても彼の画板を覗きたくなる。一体どんな絵を描いたのだろうか。芸術は時代で評価がかわる。これは…というものが評価されていたりするので是非ともその辺を知りたい気にもなる…もちろん「そういうレベルじゃない」ということをいいたいのだろうとは思うのだけど。華やかな容姿と個性と才能を持つアルスラーンの部下たち。でも最終巻を読みながら、この物語はやはりアルスラーンの、アルスラーンとダリューンの物語なんだなあと実感した。アルスラーンの今際の際の台詞は、もはやラインハルトとキルヒアイスを抜いたかもしれない。アルスラーンのその短く濃い人生の真っ直ぐすぎる想いに涙せずにはいられない。デッドエンドにしてハッピーエンド。終り方まで容赦ない美しい物語だったなぁと。さて私のあまりのオタクぶりにひいてしまうかと思った姪だが、逆に「小説を読みたい」と言い出して色んな意味で驚愕している…。