本日 衝撃を受け 終業前に泣いてしまいました。
3月4日の日曜日に 娘さんを出産された患者さんがいて。
昨日は ご家族でお見舞いに来られてました。
旦那さん。
息子さん2人(見た目小4と小6)
お母さん(義母かも)
今日は 病室清掃の時に
「大きなお子さんが居たんですねぇ~」
という会話をしたりして。
そして終業前に 2回目の汚物回収をする時
患者さんがエレベーターから出ようとして
ベビーベッドをゆっくり押してたので
手伝ったんです。
その時に 衝撃を受けました。
患者さんの右手・・・
手首から先が無かったんです
その時は 何も言わずに汚物を回収して
ウチでは汚物処理をする時
袋から中身を取り出して
外紙に包みなおす決まりなんですが
外紙に包まれてる汚物はそのままでOK。
その患者さん
汚物をペーパーで綺麗に包んでるんですよ。
手が不自由なのに・・・
ペーパーに包まずにそのまま放り込んでも大丈夫だし
ペーパーに包むのも大変だと思ったから
再び病室を尋ねて
「汚物を捨てる時 ペーパーに包まずそのまま入れても大丈夫ですよ?
右手が不自由なの知らなくて・・・。
こちらで処理しますので そのまま放り込んでも大丈夫ですよ?」
そう伝えて・・・
伝える時 なんか知らんけど涙が出て・・・
「あら・・・包むのはもう癖になってるので大丈夫です。
優しい方なんですね?そのお気持ちだけで十分です.
ありがとうございます」
と・・・逆に患者さんに気を遣わせてしまって・・・
なんか胸が熱くなった。
とにかく 大変だ。という事が頭の中をグルグル。
自分と置き換えて考えてしまったから
勝手に「汚物を包むの大変だ」って思ってしまって。
でも患者さんにとっては それが普通なんだと。
私のまわりには 健常者ばかりだから
障がいを持って 普通に生活してる人を知らないから
勝手に「大変だ」と思ってしまった。
とにかく衝撃を受けました。
もっと人に優しくなろう。
優しく接しよう。
そう強く思えた午後でした。