Part2の続きです。

 

決意した瞬間に事態は好転しました。

 

ある晩に親戚のおばちゃん(母親の妹)から電話がありました。

 

近所に住む祖母の家にはよくお邪魔して、電気をお借りしていたものですから(笑)

祖母が我が家の現状を心配して、親戚に話していたみたいです。

 

電話の内容は①今の我が家の状況の確認と②それに対するお怒りでした。

そのお怒りが素晴らしい。

 

「そんな状況になってもあんたのお母さん(おばちゃんからすると姉)はプライド高いから

助け求めてこうへんし、人に弱み見せへん。

そんなんあんたらも知ってるやろ?

だからそんな状況になったのはあなたたち兄弟にも責任がある。」と。

 

僕はなるほど!と素直に思いました。

 

その後に

「助けが必要なら助けをあなたたちから求めてきなさい」

と言ってくれたので

 

「助けて欲しい」と言ったら

 

「あほ!あんたが全部できることをしてから助けを求めてきなさい!甘えるな。」

 

「えぇーーーー!(泣)」

 

あの時は驚きましたね(笑)

前フリからのボケですよ。

 

「おばちゃん・・俺こんなけ働いてるねんで。

20万近く稼いで生活費と大学の入学金と授業料を用意してるけど間に合わん。

これ以上どうしたらいい?」

 

この後におばちゃんが教えてくれた情報と言葉が結果的に現状を救ってくれました。

 

「あんた生活保護と奨学金知ってるか?」

 

たった2つの情報ですが、無知だった僕にしてはとてもとてもとても貴重な情報でした。

 

国が生活費を出してくれて、大学に行くためのお金を貸してくれる。

 

今の自分なら当たり前のように知っていることが、

当時の僕にはお金よりも貴重な情報でした。

 

詳細を教えてくれたあとに

 

「あんたの人生あんたの責任やから、自分で切り開きなさい」

 

最後にこう言って電話を切ったおばちゃんが奥さんに続いて命の恩人やと思っています。

 

次の日に早速学校を途中で抜けて区役所に向かいました。

 

目指すは生活保護課

 

制服を着たままの子供が一人でいたのでざわついていたのを覚えています。

 

担当してくださったOさん。めちゃくちゃ熱い方でした。

拙いながらも今までの経緯を伝えました。

事情を全て聞いたあとすぐに

 

「絶対に救ったる!!」

 

と言ってくださった時に、ついボロボロ泣いてしまって

それ見てOさんも一緒に泣いて。二人で抱き合って泣いてました(笑)

ちなみにOさんは太ってツルツルのおじさんです(笑)

 

その後に母親を連れて区役所に戻った際には、区役所長も同席されて

 

「Oから事情は聞いた。大学行くんやろ?ここから無利子で奨学金借りれるように話つけたから行ってこい。」

 

自分の抱えていた問題が、あれだけ悩んでいた状況がたった1日で解決しました。

 

たった一つ、二つの情報を知って、行動を起こしただけで。

 

この時に人生は自己責任や!と強く気づかされました。

 

自分の家だけ・・・

俺は恵まれてない・・・

●●と比べて・・・

 

こうやってずっと他の人のせいにしていました。

でも高校生にもなったら、自分の人生は自分でなんとかできる。

その事に気づかせてくれた買いたくても買えない貴重な経験をさせていただきました。

 

苦しい時に救ってくれたOさんや区役所長、おばちゃんに奥さん。

他にもバイト先の方々。

本当に感謝しています。

 

Part4へ続く。。。