アニメとゲームの親和性の高さは、ファミコン時代からずっと言われ続けていることですが、どうやら 今年もその流れは加速していきそうです。
コナミから発売された 人気 RPG 幻想水滸伝シリーズが初めて アニメになると発表されました。アニメーション製作を手掛けるのは昨年2月に 設立されたコナミ アニメーションです。企業 ビジョンがゲームで培った知見を活かし、ハイクオリティは 映像を提供するというだけあり 制作された映像はかなりの 迫力に仕上がっています。
もともと遊戯王のプロモーション映像などを作成していたことからもアクションシーンや派手な演出に 注目したいところです。
幻想水滸伝 といえば 登場するキャラクターがやたらと多いことも特徴の一つ。アニメとゲームという媒体は全く違うと分かっていながらも、醍醐味が損なわれてしまうという 寂しさもあります。
同じタイミングでシリーズのスマホゲームも 展開されると発表がありました。コナミ は 幻想水滸伝をもう一度 盛り上げたいという強い思いを感じます。
さてゲーム関連のアニメでニュースがもう1本。
かつて スクウェア・エニックスよりアーケードで稼働していたロボットゲーム、星と翼のパラドクス。
コックピットを模した大きいゲーミングチェア程の筐体にワクワクしたことを強く覚えています。
世界観設定を サンライズ、キャラクターデザインをエヴァンゲリオンシリーズでおなじみの貞本義行さんというアニメ ファンからも注目された作品が、オリジナルアニメ映画という形で今年の夏に公開されます。
監督は 劇場版名探偵コナン シリーズや シドニアの騎士で知られる静野孔文さん、キャラクターデザインをゲームと同じ貞本義行さんが担当。
アニメーション映画にサンライズが関わるどうかはまだ発表されていませんが、ロボットという題材の特徴と監督の傾向を考えると、CG によるアニメであることも 十分考えられます。
技術革新によってアニメーションにも当たり前にゲーム的な演出が取り込められるようになった今、お互いが盛り上がることによって、相乗効果を期待したいです。