あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。心が叫びたがってるんだ。空の青さを知る人よを生み出したチームが送る 最新作、ふれる。を本日 見に行きました。
このチームがとらドラの頃から一貫して表現しているのは、コミュニケーションのあり方のように感じます。
この作品でも対話による衝突 やもどかしさを 軸に置きながら、時代の中でより顕著になった言葉の重みへどう向き合うかをまっすぐ描いています。
特徴的なのは、過去作 に比べファンタジー要素が強いところです。
マスコットとなるハリネズミのようなキャラクターから、劇中 後半の転機となるシーン まで この作品には アニメだからこそ 表現できることに満ちています。
過去作品がリアル 路線であっただけに、正直驚きましたかこれもまた制作陣の新しい挑戦と言えるかもしれません。
加えて本作はキャラクター同士が共同生活を行っているため、何気ない日常が書かれているのも ポイントです。
メインとなる キャラクターが女の子でなかったり、ファンタジー要素が強いなど、変わったところはありますか、過去作と変わらない言葉の鋭さや、人の間にあるドラマ、細かい 表情や 仕種の作り方はきちんと 変わらず そこにあります。
過去作である秩父青春三部作が好きな方も、なんとなく気になった方もぜひ 多くの人に見てほしい作品です。