Netflix オリジナルシリーズとして配信される 機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム
いわゆる 1年戦争の時間軸を引き継いで、ジオン視点で地球連邦との戦いを描く作品です。
この作品の特徴として 真っ先にあげられるのは最近のゲーム エンジンUnreal Engine5を使用した とてもリアリティのある映像です。
ゲーム界では黒神話悟空がUnreal Engine5使用したことでかなり 話題を集めています。
暗くて素早い動きでもフレームレートが落ちることなく アクションが安定していたり、情報量の書き込みがえげつないほど 多いなど,すごいものを見てしまった.という感覚に陥ったことが 記憶に新しいです。
そんな中 本日 Netflix のイベントにて冒頭 4分間の映像が公開されました。
映像をかなり リアル にしたことから、使われる効果音も さながら洋画のガンアクションものの様に重厚感を感じます。
イメージとしてはオール・ユー・ニード・イズ・キルと近い感覚といえば分かりやすいかもしれません。
ビーコンの色味からミノフスキー粒子の画面構成まで、しっかり アニメーションシリーズを踏襲した作りになっており、CG アニメの強みが出ているように感じました。
歩兵戦の痛々しさや,戦争の過酷さがとても強く 目に飛び込んでくる中で,登場する機械たちがしっかり かっこいいのはかなり ポイントを抑えていると言えます。
レーシングマスターがそうであったように、見る人によってはUnreal Engineのくせに慣れるまで時間がかかりそうですが、製作陣が生半可なものは作れないという気合めいたもの感じます。
懸念点としては、半分のクールでどこまでのドラマが描けるか、という点です。
Netflix シリーズの特徴として 今一歩な作品とそうでないものが明確に分かれることがあります。
メカ描写に 時間を割いてしまいすぎても話が薄くなるし、かといって シーンが少ないのも悲しい。
SF アクションが永遠に問い続けるであろう この課題に,どう答え出すのか注目です。