中学生の頃、HDリマスター版を毎週見ていたけれど土日ということもあり、飛ばし飛ばしだったガンダムシードシリーズ。この度劇場版に備えスペシャルエディションを見返してから鑑賞いたしました。もう一言、愛です。デスティニープランやオルフェたちの考え方は確かに合理的であり戦争の火種を産まないかもしれません。が、それは同時にあり得たかもしれない可能性の全てを潰すことになります。悲惨な戦争という現実の元にさらされながらも、愛を持ちながら進むことを選んだキラ、アスラン、シンたち。それはひとえにこれまで受け取って来た愛と共に生き、またこれからも愛を分け与える と決めた強い意志です。思念ではあったものの、亡くなったステラがシンを支えていたのにもグッときました。ルナマリアとアグネスの言い合い女子トーク戦闘も、なかなか面白かったですね。戦闘シーンもモリモリで、消化不良であったシリーズを無事消化してくれたスタッフに感謝します。カガリのてれ顔やルナマリアの往復ビンタも見られたし大満足です。誰に対しても関心を持って愛を届けていきたいと思いました。