私は元来読書が大好きなのですが、最近は自宅で読む本といえば産婦人科の専門書と英語の本になってしまいます。そうなんです、家事・育児の手伝いで読書の時間を奪われてしまうことと、仕事が忙しくなって疲れて帰ることが多く早めに床につくことが多くなったことが理由に挙げられます。
そんなわけで月に3回の当直と2回に日直の時が、数少ない読書タイムになっています。まあ毎回じっくりと読書できるわけでもないのですが、まあ自宅よりは読む時間が多くとれることが多いです。
単行本で発売されて以降、ずっと気になっていた村上春樹のIQ84ですが、ついに全巻文庫化されて発売されました。
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)/新潮社
¥620
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1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)/新潮社
¥620
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1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)/新潮社
¥620
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1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)/新潮社
¥578
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1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫)/新潮社
¥662
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1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)/新潮社
¥662
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単行本は重厚感があり読み終わった後もインテリアとしてよいのですが、なにぶんにも重くて持ち運びに不便です。また当直室のベッドで横になって読むには大きさ・重さともに不便です。ですから私は文庫化されたら読もうとずっと待っていました。
当直の合間での読書ですからいつまでかかるか分かりませんが、全6巻の読破を目指して頑張ってみます。もちろんその意気込みですからつい先日、全6巻まとめて購入しました。
村上春樹といえば国際的にも人気があり、数々の作品が英語化されています。学生時代にはノルウェーの森を上下2巻英語で読んだことがありますが、このIQ84を英語で読もうという元気はなさそうです。ノルウェーの森の時にも感じたのですが、村上春樹の作品の表現は日本人にとっても決して優しいとは言えない日本語表現であるため、日本語で読み流している時には感じられなかったあるいは分かりにくかったことが、英語で読んだ時にはなるほどこういうことを表現していたのかとより深く感じられたこともありました。日本語以外で読んでみて初めて理解できる村上ワールドがあるということです。ですから本当は英語に翻訳されたものも読んでみたいのですが、きっとそんな根気はでてこないでしょうね。
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