毎年恒例(?)名探偵コナンの映画を見に行ってきました!

 
というわけで、感想を。
極力内容に触れないような記事を心がけますが、ネタバレも含むので要注意です。
 
名探偵コナン(原作)は、今年で連載30周年。アニメの方は、28周年になります。
 
今作では、怪盗キッドが出演するのは勿論、青山先生の代表作「YAIBA」も絡んできます。
怪盗キッドの方ですが、こちらは、まじっ快斗1412(14年度アニメ)の方が簡単かつ十分な形で振り返ることが出来るのかなって感じですね。
 
コナンの方は、平次がキッドの姿を見たことが、原作で結構最初期の蘭と新一(コナン)とキッド(快斗)関連の話も触れられてるのかなって印象でした。
 
蘭が快斗と すれ違った時に 新一に激似していて、思い悩んだ回の事ですね。
平次の場合は、「コナン=新一」っていう事を理解してるので、その辺りで色々と考えてる様な描写もありました。
 
そういう意味でいえば、最初期の頃のキッド登場回を振り返ると、自分が受けた印象をなんとなく伝わるのではないでしょうか。
 
後は、つい最近の高明 vs キッドの話も絡んでくるので、ここも振り返ると面白いかも。と思った次第です。こちらは、原作でも アニメ版でも、どちらでも良いと思います。
 
なので、これから映画コナンを見ようと思ってる方、リピートしようと思う方は、この辺りの話と2作品も軽く触れておくと、その意味での特別演出だとか、キャラクターや描写などの細かい点や話の内容がより分かりやすいのかなと思います。
 
今作で、4回目のタッグとなる大倉先生が脚本を担当してますが、過去の3作(から紅の恋歌、紺青の拳、ハロウィンの花嫁)だけでなく、歴代のコナン映画とは違うテイストだなという印象でした。
 
これまでは、恋愛模様や黒づくめの組織だと、そちらに重きのある話。
連続殺人、最新システム絡みなど、事件に関する非常に多くの要素が絡んで話が進んでいくこと、常に推理するために頭をフル稼働することなどが殆どでした。
 
ですが、今作では、サスペンスよりも ミステリー要素に重きを置いた展開でしたね。
なので、サスペンス要素もありつつも、映画を見ながら謎解きをしていくことが可能なので、そういう意味での違う楽しみっていうのを感じました。
これはこれで良かったです。
 
劇中では、まさかの暴露とかが出てくるのですが、(記憶が正しければ)過去に 映画で出た話が、そのまま原作でも繋がった感じで進んだこともあるので、ここが どう絡んでくるのか、こちらも楽しみですね。