産卵セット対策で、必要になるのが乾燥させないこと、コバエ(キノコバエ)対策がメインになってくる感じですかね。

因みに ダニは、氷点下レベルの寒さじゃなければ、死なないみたいですね。

 

マット時点での処理になるのであれば、熱処理 or 冷凍処理のどちらになってきますが、

熱処理をした場合には、害虫だけでなく バクテリアなども殺すので、幼虫にとって良くない環境になりかねないそうですね。

 

本題に入りまして。

今回使用するのが、こちら。

〇虫よけシート1番と、カインズのコバエ取り。

・虫よけシートに関しては、生まれたコバエの放虫と繁殖を防ぎつつ、通気性が良くないので、保湿効果も期待してる感じです。

 

といっても、産卵セットを組む際に 加水したマットを練り、締めておくと、暖かいし、含有水分量的にも十分だったりもするので、乾燥するのは表層だけだったりもします。

(霧吹きしても、水分が、底に向かっていく感じです。)

 

・コバエ取りに関しては、文字通り、コバエ対策です。

アルキデスヒラタの産卵セットに霧吹きしてたら、数匹小さい羽虫がいたこともあったので、最悪湧くかもしれない。ということで、準備しました。

 

コバエが沸いたマットは栄養価的にも、幼虫にとって良くないので、様子を見て、予定よりも早い段階で、割り出しをするかもしれません。

(都内で、積雪する日だったり、そのくらいの寒さの日だったら、駆除決行するかもしれないですね。)

 

マットに向けての殺虫剤は、(マット産卵系のクワカブの)幼虫にも影響するので、NG。

なので、どちらかといえば、呼び寄せて殺すタイプの殺虫剤を用意しました。

 

〇事前加工としては、虫よけシートを2部を 1部にすること。

通常のサイズを 52.5×35ですが、これを 52.5×70の大きさにするということですね。

(虫よけシートに関しては、引越しする前に 購入してたので、1枚余ってた。)

 

触ると分かりますが、虫よけシート一番は、つるつるした面なので、こういう質のものを貼るには、布テープが一番ですね。養生などだと、粘着力的に 弱かったり、はがれやすかったりしますから。

セロハンとかで、固定させると綺麗に貼り付けることができます。

 

〇事前作業について。

通常、産卵セットを崩す時は、採卵 or 幼虫の割出しのどちらかになります。

(繰り返すようですが、自分の場合は、幼虫での割り出し予定です。)

 

アトラスの場合は、確実に (1オスから 2メスの)ペアリングを確認できてます。

産卵セットに メスを入れ、産卵後、メスが上がってきたタイミングで、別虫かごへ移動させてるわけですね。

 

アルキデスの方は、未確認ですが、オスを別虫かごへ移動させてます。

 

移動後は、足場材のバークチップやゼリーを除去した状態になってます。

※クワガタの産卵材については、埋めたままの3本と、半分出してた1本の計4本はそのまま。

 

〇アトラスオオカブトの産卵セット。

こんな感じで、加工した 虫よけシートをセットです。

 

〇ヒラタさんの産卵セット。

中央付近に ハエ取りを置きました。

基本的には、コバエ対策をする対象物の近くに設置するみたいですが、今回は、今後も含めた対策なので、中に設置しました。

ただ、カインズ製品の効果は未知数。

虫よけシート一番を挟んで、終わりです。

産卵セット2つは、このまま様子を見て、放置ですかね。