2019年12月18日
超監視社会
エスエフの描く未来社会の結論は管理社会である。
政府が国民の生活を守る代わりに 「勝手な行動は認めませんよ」 というものだ。
政府は社会主義国家であり マニュアル通りに行動することを 国民に義務付ける。
そうした国家の実現はまだ先だろうと考えていたら スマホの普及によって すぐにでも実現というより すでに着々と進行中なのが 人口14億人の 中華人民共和国だ。
スマホは顔認証システムが義務付けられている。
デジタル人民元を発行し 支払いはすべてスマホ決済。 顔認証システムであるから 暗証番号は不要。 コンビニの無人化もこの技術でオッケイ。
駅の改札 ライブハウスの入場 すべて顔パス。
いたるところに高度な防犯カメラがあり 誰がどこに行って 何をしているかすぐわかる。
この中に 人間の評価システムも組み込まれていて ゲームばかりやっている人間は「怠け者」の烙印を押される。
さぞ不自由な社会で 国民は不平不満を持っているだろうと 自由社会の連中は考えるが 意外と当事者たちは楽観的である。
まず犯罪が激減する。 法律に違反することをやらかすとすぐわかる。 防犯システムによってどこに逃げようと徹底的に追跡される。 なにせスマホがないと 生きていけない。
尋問中にスマホを持っていないとわかると 犯罪者の嫌疑をかけられて 潔白が証明されるまで留置場に拘束される。
善悪でいうと 自由を求める人間は悪人 義務に忠実な人間は善人と二分される。
悪人志願者はアメリカに行って 自由と 銃をもって フードコートで 自由に銃をぶっ放す連中というイメージである。
顔認証技術の進化は世界一で 特許件数はアメリカの三倍。
三歳児以上の写真さえあれば 二十歳になった人間の顔と照合できる。 この技術がすごい。これによって行方不明者 というのも十数年前の中華人民共和国の たいへん野蛮な文明の時代に 拉致誘拐された大勢の子供たちの写真さえ残っていれば 見つけ出すことができるようになった。
内臓移植のため売買されて死んだ子供たちを除けば見つけられる。 すでに昨年だけで行方不明の子供たち1000人を見つけたと豪語している。
超監視社会の壮大な実験 これからの世の中に なにをもたらすのだろうか。
詐欺師たちも正念場を迎える時期だろうナ。 彼らがいくら知恵を絞ったところで すぐ捕まることは明白だ。 超監視社会では詐欺師は死刑となることだろう。
闇バイトで詐欺師の手先を募集中のみなさま そろそろまともな商売に鞍替えすることを真剣に考えてください。 老婆心ながら………。