なんてことだ・・大切な左手の人差し指が使えなくなってしまった
発端は大型コンテナトラックの扉を閉めるときに発生
扉を閉めるとき、トラックの運転手は「俺が閉める」と言ったものの、俺は新人でまだ閉めた事がなかったから上司に俺が閉めるようにと言われた。
その扉は大きな左右4つの固い施錠ついており、開け閉めは容易な事じゃない
左側は多少の力で閉めれたものの、右側の施錠が固く、なかなか閉まらない
仕方なく施錠におもいきり力を入れた ガシャン!と音が鳴る
激痛が走った そして「やばい」と思った
想像以上の激痛だったため、俺は指を持ってかれたと思った。同時に、軽症であるようにと切に願った
普通なら指を見れば状況が把握できるが、それはできなかった
なぜなら作業中は手袋着用だから自分の指がどういう状態なのかわからないのだ
俺が指を挟んだのをよそに上司と運転手は雑談に盛り上がっていたので俺の状況に全く気づいてなかった。
動けないほど痛いという訳ではなかったので そのまま作業を続けた
休み時間になり、手袋を外してみる 血が流れていた
爪の中が黒ずんでいた これは内出血
幸いな事に指はぐちゃぐちゃにはなってなかった 爪もなんとか無事だ
とりあえずは安心した 自分の指がこれほど愛しいと思ったのは産まれて初めてだろう
応急処置として手を洗って絆創膏を貼りたかったが、持ってないので上司にないか尋ねると幸運にも持っていた
どうしたん?と聞かれ事情を説明すると大丈夫か?といたわってくれたものの、間髪置かず「アホやん」と笑いながら言ってきた
「アホは余計 そもそもさせたのあんたじゃん」
は、さすがに言わんけど、まさかこんな事になるとは・・
力むと注意力が散漫になる だから十分気をつけたほうがいい
今のところ指は絆創膏剥がして風呂入ってきたけどなんとか大丈夫
多少痛いけど ・・まぁ完治まで三日はかかりそう。早く治る事を祈る
気づいたらこんなに長くなってしまった・・

