つい最近ようやく見つけた自分の一部

ずっとモヤに包まれていて
光を当てて探そうとするとモヤに反射して余計に視界が悪くなる。
その先に居たわたし。

ってカッコつけて言うより…

飴食い競走で顔も髪も真っ白にさせながらやっと一個探し当てたけれど
まだまだたくさん飴(自分)がありますよーっ!!
って状況なんだけど、見つけた飴玉は予想以上に大きかったの。

うん、この例えの方がしっくりくる(笑)

飴玉の声…じゃなくて、自分の心の声に耳を傾けて見付かったわたしの一部は「怒り」の感情を認めろと叫び続けていた。

「頭がおかしい変わり者。常識知らずで、どうしようもない程だらしのない恥さらし。」
はい、わたしのことです(笑)
正確には、ある女性から見たわたしのこと。
もちろん、人を騙すのが上手な彼女はそんなこと直接わたしに言ったりはしないけどね。

彼女が魔界人だと気付いてから、
バラバラになったパズルのピースが
あっという間に隙間を埋め始めた。
未完成だけど美しい絵だってことはわかるくらいまでは埋まった。

わたしはいま自分を褒めたい!
ムツゴロウさんみたいに
「よーしよしよしよしっ!」
って、全身ぐちゃぐちゃになるまで全力で撫でてあげたい!
「どうしようもなく愚かで恥さらしなわたしでいたから娘を守れたんだよ!!
よく頑張った!!よーしよしよしよしっ!!」

自分の心に目をやると
悪意によって深く深く刻まれた傷は
前世から癒えることなく残されていた。
今世でやっと「怒り」の感情を解放させることが出来たわたしは
その感情をガソリンにして強くなる。

彼女に立ち向かう、なんてガソリンの無駄遣いはしない。
わたしの中心には誰であっても踏み込ませたりしない。
愚かで変わり者の恥さらしのまま着々と光を集めていこうと思う。