映画『野獣死すべし』と小説「女族」 | 【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!

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年が明けてから7か月以上が経過し,"Summertime (Reprise)"とは名ばかりで,冷たい雨が降り続いております。青々としていた植物の一部は,常に既に枯れ木"Midsummer's Kareki"と化していると言われております。

 

昨日の昼前後に小説「女族」(作:石井苗子さん)という作品を読んでおりました。昨日は午前5時前に「夜半の寝覚め」があったため,半ばうとうとしながら読んでおったのです。

 

そんな折り,驚愕すべき記述に巡り合ってしまい,瞬時に覚醒しました。

 

1980年10月4日に公開された映画『野獣死すべし』という作品で扱われているのは,東洋銀行日本橋支店で発生した銀行強盗事件だと思われます。

 

この銀行に於いては,中央区日本橋に当時存在したと思われるUSバックスという会社で社長私書として勤務されていた華田令子さん(演:小林麻美さん)が,一般客としてただひとり凶弾に倒れたことが,レイディオ・ニュースで報道されておりました。ちなみに,今から約35年前大阪市中央区日本橋の風景にインスパイアされて創られた楽曲が「大阪の春」になります。

 

 

それは,小説「女族」の終盤部に突如として登場する,「漂泊者の歌」(作:萩原朔太郎さん)という詩になります。

 

ああ汝 漂泊者」という文字列を見た瞬間,唐突にしかも一瞬にして映画『野獣死すべし』の1シーンが脳裏に浮かび上がったことに,わたくし思わず驚愕しました。伊達邦彦さん(演:松田優作さん)の朗読による「汝の家郷は有らざるべし」という文で終わる詩のことでごわす。

 

ちなみに,「今夜はこれで終わり」を表象するカクテルは,ラムをベースにコアントロー,レモンジュースを加えて創る「XYZ」という素晴らしか一品とのことです。この映画の終盤近くに,リップ・ヴァン・ウィンクルのお話[柏木秀行さん(演:室田日出男さん)に対するお話]の中に出て来るカクテルのことになります。

 

で,「XYZ」と申しますと,もう一つ思い出されるのが,最終的にはご破算になったと思われる音楽グループのことです。そうです! ジミー・ペイジ(Zeppelin)とクリス・スクワイヤ(Yes)とアラン・ホワイト(Yes)が組もうとしていた「XYZ」(元YesとLed Zeppelinの意)という名称のバンドのことでおます。

 

この映画の序盤で伊達邦彦さんが,ご本人のご自宅と思われる場所において,レコードをかける場面がありますが,レコードをかける際にレコードプレーヤに直接手をくださず,何らかの装置を操作してはります。

 

 

実は,この装置が一体全体どぎゃんものなのかが,現在たいへんに気になっております。1980年当時に,こぎゃん遠隔操作でレコードプレーヤを操作でける装置があったのでありましょうか?

 

Sancantionは,セミちゃんも常に既に「虫の息」の中,"pastèque jaune"「黄すいか」のアレンジ作業を続行しております。1週間前に5分間ほどだった曲は,現在7分半を超える長さに肥大化しておりますが,致し方ありませぬ。イカは,今現在のエンディング部分になります。