森島明子さんの作品の強度 | Sancantion【喰(SHOKU)レーベル】アルバムリリース情報!

最初に読んだ作品が,「やがて君になる」(仲谷鳰さん)でしたが,一体全体なぜその作品を読むに至ったのかは,今となっては定かではありませぬ。とはいえ,この作品の持つあまりの心地よさの強度に,すっかり魅了されてしもたのです。

 

 

次は「GIRL FRIENDS」(森永みるくさん)でした。これまた,素晴らしか作品やったとです。

 

 

そこからは常に既に,雪崩式ブレイン・バスターもしくは,ツームストン・パイルドライヴァーの如く,作品の持つ強度と快楽にとめどもなく飲み込まれて行ってしまいました。

 

とはいえ,全てが全てよか作品とは限らないことは言うまでもありませぬ。

 

実を申しますと,最近は今ひとつの作品ばかりで,かなりの欲求不満ブリ(鰤)(ブリ)であったこと,は否定できませぬ。

 

 

もちろん,その期間にも,「徒然日和」(土室圭さん)や「終電で帰さない・たった1つの方法」(トクヲツムさん)や「草薙先生は試されている。」(安田剛助さん)などのような,素晴らしく絶妙な快感を贈与してくれる作品はあったのではありまするが……。

 

 

 

そこで,2019年になってから,森島明子さんの作品の登場となりまする。

 

最初に読んだのは,「レンアイ女子課」という作品でした。

 

 

そこから,「レンアイ・女子ファイル」を経て,本日ついに,「半熟女子」及び「もっと半熟女子」へと至り,そのあまりの快楽の強度に打ちのめされてしまったことは,言うまでもありませぬ。

 

 

それ以外の既読のほとんどの作品と異なり,森島明子さんのこれらの作品群が贈与してくれるのは,ほぼ直球で女性どうしの実践行為に関する言説とイラストが提示されることに尽きると言えます。

 

どの作品にもほぼ似た感じのキャラクタの女性が登場しますが,ふわっとした髪のフェミニンな雰囲気で,ぽわっとした(喉をごろごろ鳴らせるような)猫のような女性が最も強度が高いと感じております。