なつかしい葛飾の桜が,今年も咲いております。
おそらくは1969年に開花した桜を背景に,渥美清さんによるナレーションで「男はつらいよ」は,幕を開けます。
主題歌とともにクレジットが流れる他の作品とは異なり,この作品では,この渥美さんのナレーションとともに,クレジットが流れる仕様になっております。
この第1作を見ておりますと,決まって気になる出来事がございます。
それは,車櫻さんと諏訪博さんの結婚式に,車竜造さんが出席されていてないことです。
おそらくは森川信さんのスケジュールの都合と推察されますが,とはいえ,いくら何でも車櫻さんの晴れの席に同席しないというのは,ちと可笑しいと思わざるを得ません。
作品の前半部分で,車竜造さんは,車櫻さんの見合いの席を,二日酔いのため欠席するという行動をされていますが,この肝心要の結婚式を欠席した理由や原因については,作中では一切言及がございません。
Gm Dm Gm A7 Dm
三の絃の切れた 三味線抱いて 歩けば