「あぁ、また今日も終わらなかった……」
時刻は19時30分。
延長保育の子どもたちを送り出し、静まり返った園舎で、あなたは一人デスクに向かっていませんか?
書き終えないといけない「週案」、
膨大な「行事の企画書」、
そして終わりの見えない
「個別の指導計画」。
本当は園内で書き終えなければならないのに、日中は子どもたちの対応と、お局様からの「これ、まだ終わってないの?」という無言の圧に追われ、ペンを握る暇すらなかった。
結果、残業は増え続け、心の中でこう自分を責める。
「もっと要領よく動ければ」
「私がもっとテキパキしていれば、みんなに迷惑をかけないのに」
はじめまして。
感情労働アナリストのKです。
いきなりですが、結論から言いますね。
あなたが今日、仕事が終わらなかったのは、あなたの能力が低いからではありません。
ましてや、要領が悪いからでもありません。
「えっ、でも現に仕事が溜まっているし……」
そう反論したくなる気持ちもわかります。
要領のいい同僚は、うまく立ち回って定時に上がっているように見えるかもしれません。
でも、少しだけ冷静に「構造」を眺めてみてください。
あなたが苦しんでいる本当の理由は、 「他人の感情」という、この世で最も制御不能な変数を、自分の「責任」として引き受けてしまっている。 ただ、それだけのことなんです。
保育の現場は、常に「多変数カオス」です。
泣き急ぐ子供、理不尽な要求を出す保護者、そして機嫌一つで仕事の振り方を変える先輩。
これらをすべて「察して」先回りし、波風を立てないように完璧に立ち回る。
これを世間は「気配りができる」「誠実な人」と呼びます。
しかし、分析官としての私の視点から言わせれば、それは単なる**「脳のOSのバグ」**です。
想像してみてください。
底に穴の空いたバケツに、一生懸命に水を注ぎ続けている姿を。
注いでも注いでも、水は漏れていく。
そこであなたは「もっと蛇口をひねらなきゃ(=もっと要領よくしなきゃ)」と必死になる。
……滑稽だと思いませんか? 蛇口をひねる前にやるべきことは、バケツの穴を塞ぐこと。
つまり、「他人の機嫌を取る」という不毛なタスクを、あなたの仕事から処刑することです。
タイムマネジメント術を学んでも、ToDoリストを工夫しても、あなたの人生は1ミリも楽になりません。
なぜなら、あなたの計画を壊しているのは、あなた自身ではなく「他人の期待」という暴力だからです。
今のあなたに必要なのは、新しいスキルではありません。
今のあなたを苦しめている「呪われた誠実さ」を捨て去り、 精神の聖域を守るための、極めて事務的な**「システム」**を導入することです。
もう、自分を責めるのは終わりにしましょう。
あなたは、十分に壊れるまで頑張ってきました。
これからは、奪われる側ではなく、自分の人生を買い戻す側へ。
そのための具体的な「解剖図」を、これからこのブログで提示していきます。
【追記:管理人からのお知らせ】
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
このブログの管理人である私は、客観的分析によって「自分の努力が報われない構造」を理解することができました。
ただ、理屈(構造)はわかっても、いざ現場に戻ると「具体的にどう立ち振る舞えばいいのか?」という壁にぶつかるのも事実です。
そこで私が、現場での「動作」の参考にしている資料があります。
かつて同じ保育の地獄から「感情労働のシステム化」によって生還した、聖(ひじり)さんという方がまとめられたレポートです。
ロジックを、現場レベルの「具体的な身のこなし」にまで落とし込んだ内容になっています。
「明日からの動き方を、今すぐ変えたい」という方は、一度目を通しておくと、これからお伝えする私のブログの内容がより深く理解できるはずです。
▶ [【無料レポート】誠実さの処刑 ── あなたの努力があなたを殺す理由(聖・著)]
次は、職場の「お局様」という怪物をどう処理するか。その構造についてお話しします。