なぜ人は怒ったり、人から好かれたいと思うのか? | 嫌いな人にすら嫌われるのが怖くて顔色ばかり伺っては気疲れしてた『嫌われ恐怖症』の僕が、自分をさらけ出し最高の人間関係を築けた方法
なたももしかしたら
一度くらいは疑問に思ったことがありませんか?

なぜ自分は人から嫌われるのが怖いのか?

つまり、

孤独になることが怖いのか。

なぜ自分はすぐに怒ってしまうのか。

なぜ人から認められたいのか。

なぜ束縛されると嫌になるのか。

なぜ束縛されたい人がいるのか。

なぜ楽しいことが好きな人もいれば
そうでない人もいるのか。



様々な疑問があると思います。


今日はそんな原因をお伝えしていこうと思います。

ではさっそく


その原因としては、

人間には5種類の欲求があり、

なんと生まれた時から
遺伝子の情報として
すでに持っているからなんです。

また、それぞれの欲求には
個々で欲求の強さがあります。

ただその欲求の強さも
生まれる前から決まっているんです。


そして、この欲求の強さは
一生変わることはありません。


なので

人によって、束縛されるのが嫌な人と
そんなに気にしない人がいるんです。



イメージとしては、
人によって生まれた時から
5種類のコップを持っていると考えてみてください。

人によってそれぞれ大きさが異なります。

小さいコップを持ってる人も入れば
大きいコップを持っている人もいます。

本当に大きさは人によって様々です。


そして

そのコップをいっぱいにするために
僕たちは様々な行動をしてるんです。



逆にその欲求が満たされないと
欲求不満となって問題が生じてきます。


本当に人間関係のありとあらゆる問題が
ここから生まれているといっても
言い過ぎではないと思います。


例えば

離婚問題、浮気、不登校、イジメ、、、

です。


だからこそ

この欲求を理解するということは
本当に大事なんです。


ではここからは
具体的にその欲求を見ていきましょう。



まず1つ目が

【愛・所属の欲求】

です。


この欲求は

・「人と関わりたい」
・「一緒にいたい(したい)」
・「~してあげたい」


という欲求です。


なので

愛・所属の欲求の強い人は

・「世話を焼くことが好き」
・「(他者のことについて)心を配る」
・「“仲間”とか“チーム”を作るのが好き」
・「(沈黙に耐えられないので)割とおしゃべり」
・「(他人事ながら)もらい泣きする」


という行動が多い人です。


あなたの【愛・所属の欲求】の強さは
どのくらいでしょうか?

試しに5段階評価で
自分はどの辺だと思うか
ぜひ評価してみてください。

5:高い
4:まあまあ高い
3:普通
2:まあまあ低い
1:低い


いかがだったでしょうか?

この自分のプロフィールを知ることで
どのように自分の欲求を満たせば良いかが
分かります。

例えば

「自分は愛・所属の欲求が強いから
人と関わることが好きだったんだな」

「じゃあその欲求を満たすために
休みの日はフットサルで会社の皆と
汗をかいて仲良く欲求を満たそう!」

と理解することができます。


また大事な人のプロフィールを知ることも
人間関係を築く上で非常に重要です。


「あの人は愛・所属の欲求が
5段階評価で一番高い5だ!」

「だから一緒にいるのが好きなんだな。

じゃあ今までなかなか一緒にいる時間を
つくれなかったけど、今度からはつくっていこう」

こうやって相手の欲求バランスを見て
人間関係を良好にすることができます。


なので

欲求のプロフィールを知ることは
人間関係をつくることにおいて
非常に重要なことなんです。



この欲求が分かれば
学校で問題ばかり起こしている子は
どんな欲求が満たされていないのかなど

そういったことも分かり、
問題解決に繋げやすくなります。


なので

ぜひ楽しんで読み進めて行ってみてください。



では続いて2番目の欲求は

【力・価値の欲求】

です。


この欲求は

「自分には力(価値)があると感じたい」

と思う欲求です。


この欲求の特徴は

・「あきらめない」
・「負けたくない」
・「認められたい(愛されたい)」


です。


この欲求があるために

人は目標を達成しようとしたり、
誰かの役に立とうと貢献したり、
注目を得るために様々なチャレンジをするんです。


逆にこの欲求が強いと

・「勝つまで(出来るまで)頑張る!」
・「頼られると、尚更がんばる!」
・「リーダーシップを発揮する」
・「(他者からの)評価に敏感」
・「一番が好き」


という行動を多くします。


ただ度を過ぎたり、その欲求の
満たし方が分からないと

「負けて終われないでしょー!」
と競争や議論から抜け出せなくなったり、

自分の思うように相手が動いてくれないと
「なんで出来ないの?」と支配的になったり、

どっちが勝ってるか?劣ってるか?
という比較や格付けの意識が強くなり
その悪循環から抜けだせなくなってしまいます。


ただし

自分の欲求の強さを知り、
それをどのように満たせばよいのか

その方法を学ぶことで
回避することができます。

なので

欲求の強さや満たし方を知ることが
非常に重要となってきます。



では続いて3つ目の欲求は

【自由の欲求】

です。


この欲求の特徴としては

・「自分で決めたい」
・「自分で選びたい」
・「束縛されたくない」


の三拍子です。


この欲求が高いと

・「自分のことは自分でやる!」
・「人のことで振り回されない」
・「自分は自分、他人は他人」
・「自分の選択にとやかく言われたくない」
・「やろうと思ってたのに、言われるとやる気を無くす」


というような行動を多くします。


ただ度を過ぎると

「私はやりたくないから…」
という意思表示が自己中だと思われたり、

自己と他者の境界線をあまりに強調して、
冷たい人だと思われたり、

自分のペースを大事にするあまり、
人のペースや思いに気付かなくなってしまいます。

そうなってしまっては
結局満足いく人間関係を築けず
他の欲求が満たされなくなってしまうのです。


つまり

自由=自分勝手

ではなく

自由=自律(自己決定)

ということを学ぶことで

相手を思いやりながら、
自分を満たしていくことが
できるようになります。



では4つ目が

【楽しみの欲求】

です。


この欲求は

・好奇心
・学習欲
・遊び心


です。

この欲求が強いと

知らないことをとことん調べてみたり、
初めて見るものや、発売されたものは
試してみたくなるなど

・「もっと知りたい」
・「やってみたい!」
・「新発売!とか、期間限定!に弱い」
・「どうすればもっと面白くなるだろう?」
・「妄想好き」


というのが特徴になってきます。


ただこの欲求には
非常に相性が関係してきます。

この欲求が高い人は
会議でも突拍子もないことや冗談などを言うので
この欲求の低い人からは
なんて不真面目な人という印象で写ってしまうのです。

また好奇心が高いので
低い人は落ち着かなかったり、
心が休まらないという弊害が出てきます。


なので

この欲求の強さを知り、
高い相手や低い相手とどのように付き合えばいいのか
学習する必要があるんです。

行動は学習で変えることができます。

ぜひその方法をここで
学んでいって欲しいと思います。




では最後の欲求は

【生存の欲求】

です。


この欲求は

飲食や睡眠、生殖活動に関係します。


とはいえ、暴飲暴食や惰眠は
この欲求には含まれないので注意です。


この欲求を別の言い方で言うと

・生存するための継続的な一生懸命な取り組み
・どんな犠牲を払ってもでも安全を確保すること


という感じです。


だからこの欲求が高い人は

・(安心のため)よく働く
・(安定のため)家庭を守る
・(安全のため)無茶なことはしない


といった形です。


ただ度を過ぎてしまうと

先の先まで考えて行動しようとして
余分な不安や恐れを生み出しがちに、、、

さらに

綿密に計画を立てすぎるので
突発的な状況の変化に戸惑いがちに、、、

また

財布の紐も、靴の紐も、固く結ぶので
なんだかつまらない人だと思われがち、、、

このような問題が出てきてしまいます。


ですので

ここでも自分の欲求の強さは
どのくらいなのかを知り、
しっかりとそのレベルに対した
付き合い方を身に付ける必要があるのです。




以上、5つの欲求を見てきました。

あなたの欲求は5段階評価で
いくつだったでしょうか?

ぜひ自分の欲求の強さを
知ってみてください。

こんな感じですね。

------------------------
5:高い
4:まあまあ高い
3:普通
2:まあまあ低い
1:低い

愛・所属:5
力・価値:5
自由  :4
楽しみ :5
生存  :1
------------------------

ちなみに上記のは
僕のプロフィールですね。

こんな感じでぜひ
自分のプロフィールをつくってみてください。

そしてこの欲求のプロフィールをつくってみて

自分と相手の数値が2つ以上違うと

その欲求に対して、より手間と知恵を使って
お互いが努力して調整が必要になってきます。



ぜひ自分と相手、両方の欲求の違いを見極め
どのように接すれば良い付き合いができるのか。

その参考として使って行ってみてください。


いかがだったでしょうか。

今回の自分の欲求を知って
自分が今現在どの欲求が満たされていないのか
または自分の大事な人はどの欲求が満たされていないのか。

そのような欲求が分かり、それを満たす関わりをしてあげれば
より良い付き合いをしていくことができます。


また今回、なんで自分はこんなにも強いんだ
と悩んだ方もいらっしゃるかもしれません。

欲求が強いことは決して悪いことではありません。

大事なことは自分の欲求がどのくらいか知り
どのように満たしてあげれば良いかを知ることです。

元々備わっていて、欲求に関しては生まれた時から
一生変わることはありませんが

強いから良い、低いから悪いなんてことはなく
それぞれが個性です。

ぜひその満たし方を学んで
より良い人生を送れるようにしてみてください。


ではまとめます。

------------------------

・人が生まれてから元々持っている欲求は5つある。

・5つの欲求は、【愛・所属】【力・価値】【自由】
【楽しみ】【生存】の5つの欲求。

・5つの欲求の強さは生まれてから一生変わらない。

・なので、人と関わるのが好きな人、普通な人、
束縛されるのが嫌な人、気にしない人などの違いが出る

・5つの欲求の間に優劣はない(ただ5種類あるだけ)。

・大事なのは強いか弱いかではなく、自分の強さを知り、
どう満たしていくかを知ること

・また相手との関係においては、
その欲求の強さを考慮した関わりあいをすること


------------------------


欲求(人と関わりあいたい、負けず嫌いなど)を
どう満たせば良いかはまた時間ある時に書きます!




もし何か質問や
こんな悩みを持っている
ということがあれば

コメントやメッセージを
お待ちしております。

「今回の記事良かったです。」
という一言だけでも
結構喜びます。

ではぜひお待ちしております。


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