【映画】実写咲-Saki- 劇場版&舞台挨拶 | 3倍増しのブログ

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ここ数日は咲-Saki-界隈は大きく盛り上がっておりました。そうです、ついに実写咲-Saki-の劇場版が公開されたのです。


実写テレビドラマ放送からこの劇場版公開まで、割とあっという間でした。正直テレビドラマ放送開始までは不安が募る一方、ドラマがスタートしても不安がつきまとい本当に大丈夫なんだろうか、と思う日々でありました。ドラマの方は回を重ねるごとにスタッフやキャスト側が咲-Saki-慣れ?したのか割と観れるようになってきて楽しんでおりました。





そして劇場版公開、初日に観に行きましたが…いい意味で驚きそしてものすごく楽しんでいた自分が居たのです。




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■映画感想など(文字が多いです)



そんな感じで、実写劇場版 咲-Saki- 3月3日から公開され、初日の初回、そして次の日の舞台挨拶の2回TOHOシネマズ日本橋へ観に行きました。


テレビドラマ版では合宿を行っていよいよ長野県予選っていうところまで(特別編では各校エピソード)だったので、劇場版は最初から県予選からスタートします。大枠は原作通りに進みます。もちろん京太郎やマホが居ないのでそのあたりはカットされますが。

全体としては大将戦を中心に時間を割いていますが、先鋒戦~副将戦までも主だったエピソードや回想は盛り込んできた印象です。


例えばこんな感じで。全部じゃありませんがかいつまんで紹介すると…(記憶が頼りなのでまちがってたらすみません)そして合間に衣とハギヨシの様子などを挟みながら進みました。

<先鋒戦>
タコス食われる
タコさんウインナー
キャプテン開眼
優希親倍
味方じゃないじぇ…
あの女ヤバげ
俺は女だっつーの→また打ちたいね。

<次鋒戦>
仮眠室行きましょう
全員メガネさんだじょ→すぐに一人メガネじゃなくなる
似たシーン見たことある
妹尾を育てることもできよう
3つずつ…3つずつ、リーチツモトイトイでしょうか
ふがいのうてすまんのう
なんて使えないこなの→トモキーとは相性が悪い云々

<中堅戦>
牌譜おかしくないですか?→偶然でしょ
ドラ裏目からの悪待ち、和に文句言われる回想(たった一度の人生云々)
通らばリーチ→通らないな
この打ち方、私を苦しめた相手(上埜さんという名前は出してきませんでした)
部長の例の牌がかわいそうなダイナミックツモ
国広一の回想→やってくれましたわ!
その鎖は外して→外すと透華が少し遠くなってしまう気がする

<副将戦>
全中覇者原村和ってことでテレビカメラが和を注目する→邪魔するように透華が割って入る(劇場版オリジナル?)
ノータイムベタオリ
流局続き、固い面子、ダマにする基準
おはようのどっち
和ちゃん発熱!(相手は死ぬ!は言わなかった)
パーフェクトゲーム
冷やし透華(いつもの透華なら打点より和了率云々、目立つためにデジタルを捨てた!?)
いらっしゃいまし!
メンタン!?
ステルスモモの独壇場っすよ
私は君が欲しい!の回想
いいんすかそれ、ドラっすよ
見えるとか見えないとかそんなオカルトありえません
先輩大好きっす!→ここではやめろ~

※特急券だーはカット、残念。

<大将戦>
ほぼ原作通りの展開が描かれていました。
開始後の咲さん2連続嶺上開花、加治木の槍槓(セリフも忠実にカッコイイ!)、 衣の海底撈月一向聴地獄、地獄から抜けるための加治木の差込み、これくらいになると気づく人も居るんだ、子供じゃない衣だっ、そろそろ麻雀を打てよ、0点ジャスト、槍槓ドラ7差込み、にゃにゃにゃ~→控え室と一体となった役が進む様子→リーチせずには居られないな→リーチ一発ツモ平和純チャン三色一盃口ドラ3→そろそろまぜろよ、脱いでいいですか?、2千点が2万4千点に化けた、今来るなよ四暗刻単騎ツモ、麻雀って楽しいよね…

そして最後の展開もほぼ同じだったかと。

衣は全編に渡って怖いイメージ。(ペーポンペーポンはあったものの)ほんとに小学生なのかと思わせる雰囲気を漂わせていました。

その雰囲気を強調するためか可愛らしい表現(最後のオトーフ、サイコロまわれ~、点棒貰うときのワーイなど)は結構カットされていました。しかも難しい言葉が多いんですがまったく違和感なく演じていました。すごい子役ですね。

他、細かい描写では、例えば咲さんが池田に槍槓ドラ7を差し込むシーンでは既に卓上に点棒が用意されており咲さんの能力がわかりやすく表現されていたりしていました。



その他で気になった点をいくつか。

<大明槓>
決勝のラストは
ご存知の通り大明槓の責任払いによる決着だったのですが、アニメでは優希が京太郎に対するルール説明でチラッと言っているのに対して劇場版では特にありませんでした。これはアニメ版では当時ネタバレ解説だとか色々議論になってたような気がしますがこの辺はどうでしょうね、本来の原作に戻ったという事でこれが自然なのですが初めて観たひとはそんなルールだったのかって思うかも?


<鶴賀の主将は蒲原>
劇場版ではカットされていました。「鶴賀の大将」という言い方をしてましたが、今回の劇場版の雰囲気ではカットして正解だったかもしれません。



<エトペン紛失騒動>
劇場版オリジナルの展開に改変されていました。この改変は個人的には良改変だとおもいました。
・和が起きた時に咲さんがエトペンを抱えて寝ちゃってたので気を使ってそのまま会場へ
・咲さんが起きてエトペンに気づいて急いで会場へ
・「原村さん!」「宮永さん!」エトペンを渡す→咲さんが去り際にもういっこ「原村さん!」→和が左手を挙げて応える。

エトペンを渡しに会場へ来た咲さんからの原村さん!に対して原作では「原村さん、意気込みは?」と聞かれたときの和の左手を挙げるシーンに繋げてきた構成、これとてもよかったと思います。


<劇伴・画面演出>
劇場版の雰囲気にとても合っていて良かったと思います。結構臨場感出てましたね。画面演出もテレビドラマ以上に派手に使用されていて効果抜群だったように思います。闘牌時の場、局数、点差などの表示、これが結構雰囲気を増しているんですよね。あと最後の嶺上開花の時の演出はそれはキレイでしたね。



テーマ曲とサントラ買いました。曲を聞くとシーンが思い出されますね!


<実況>
個人的に意外に好印象だったのが実況です。
試合の状況説明や藤田プロとの掛け合いなど節目で入ってくるこの実況、4人の不可解な闘牌に疑問を呈したり驚いたりするセリフもそうですが、顔が見えているときも藤田プロの分析に頷いたりちゃんと表情も作っていてとてもよかったです。セリフのある配役の中ではハギヨシとこの実況の人が数少ない男性俳優ですね。






今回購入したグッズとしては、タペストリー、クリアしおり、パンフレットですね。今後もグッズの種類が増えていくそうです。




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■舞台挨拶


2017年3月4日、16時45分からにTOHOシネマズ日本橋で行われた舞台挨拶。
<登壇者>
・小沼雄一監督
・浜辺美波さん(宮永咲)
・浅川梨奈さん(原村和)
・古畑星夏さん(竹井久)
・山田杏奈さん(染谷まこ)
・岡本夏美さん(加治木ゆみ)
長澤茉里奈さん(妹尾佳織)
※司会:マックスむらいさん


以下、役名で内容を記しておきます。(喋り方は正確ではありませんし記憶違いで間違いがあるかもしれません)

咲「原作がとても愛されているという不安もありましたが、最終的には楽しく撮影できました」

和「性格が自分とは真逆だったのが大変でした。少しずつ周りに支えられながら演じていくことが出来ました。麻雀もたくさん練習したんですが、おかげで麻雀の手さばき”だけ”は一番うまかったと監督に言われました。」

久「夜はガールズトークが楽しかった!内容は言えない、とても言えない!」

まこ「年上感を出すことに気をつけました。オヤジっぽく。加齢臭を!とか監督に言われたり…あ、制服は全部採寸したオーダーメイドです。」

ゆみ「1ヶ月くらい麻雀の練習をしました。難しかったのは牌の持ち方。配役によって持ち方が違うので再現できるように練習しました・衣ちゃんは小学生なのに一番練習してすごかったです。」

佳織「女優としてのデビュー作品となります。現場は和気藹々としてて楽しめました。監督の愛のある指導が良かったです。佳織は初心者という設定なので監督からそんなに練習しなくていいから!って怒られました。」


監督「想像しがたいプレッシャー、実写化できるか?という問いに対する戦い。しかし小林立先生がこの作品のことをブログに書いてくれたことがとてもホッとした。」


<サプライズ企画1>
サイン入りポスター抽選(3名)
この時古畑星夏さんがクジを引いて座席番号を読み上げたんですが、「O(オー)-8」を「ゼロの」と巣で読み間違えて爆笑の渦に。

<サプライズ企画2>
会場向けフォトセッション
マスコミ向けフォトセッションの時間内にスマホ限定で60秒間だけ会場のお客さん向けに撮影タイムが設けられました。




この時撮影した写真ですが、しょぼいカメラでしかも座席がほぼ最後方だったためズームしたら判別不能に(汗)


最後に一言

監督「2017年漫画アニメが原作の映画たくさん公開されますが第一弾がこの咲-Saki-だと言われています。そして原作ファンからの厳しい声も承知していますが、三次元に抵抗ある二次元だけというファンの皆さんもこちらへ来て頂ける事を待っています。そして楽しんでいただければと思います」

和「皆さんのツイッターとかをチェックしていると思った以上にお褒めの言葉が多くて嬉しい。私も監督に負けじといいねとかしまくってます。大好きな作品となりました。グッズも結構売れているようです。」
※この後グッズの話になり、さながら通販番組のような流れでグッズの紹介。1万円でお釣りが来ます!みたいな。タペストリーやパンフレット。パンフレットは品薄になりつつあるらしいです。

咲「初主演で思い入れが強い作品となりました。皆にとっても良い作品になるように祈っています。」
ここで突然、カン!と叫ぶ。挨拶完了のカン!と麻雀のカンをかぶせたギャグだったらしい…


こんな感じで舞台挨拶はカン!
マックスむらいさんも、公開初日に映画を観て感動しその足で麻雀をしてたということだったそうですが、終始軽妙な司会進行で楽しませていただきました。




それとヤングガンガンとの連動企画があるので皆さん忘れずに。しかしムビチケの場合は半券じゃないんだけどあのまま送ればよいのかな。


ということでテレビドラマ版~今回の劇場版に至るまで、皆さんはいかがだったでしょうか。最初は不安だったこの実写化プロジェクト、終わってみればとても楽しめました。食わず嫌いにならなくて良かったなあと思った次第です。

 
それでは皆さん、またどこかの卓で!カン!

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