調査捕鯨、打ち切り帰国で調整
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110215-00000058-jnn-bus_all
TBS系(JNN) 2月15日(火)23時26分配信

 南極海で行われている日本の調査捕鯨に対するシー・シェパードの妨害活動は、今年に入り断続的に続いていますが、今月9日に船団の母船「日新丸」が妨害を受けて以降、シー・シェパード側を振り切ることができなくなり、調査捕鯨活動は停止していました。

 こうした事態を受けて政府は、今後の妨害活動でけが人が出かねない危険な状況だと判断。残りの調査捕鯨を断念し、船団を日本に帰国させる調整に入りました。

 通常、調査捕鯨は3月中旬まで数か月かけて行われるため、今回の捕獲量はまだ目標の半分に留まっています。船団の帰国によって、今後の調査捕鯨への影響は避けられない見通しです。(15日22:35)




調査捕鯨船団の早期帰国も=SSの妨害受け検討―政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110216-00000009-jij-pol
時事通信 2月16日(水)0時48分配信

 南極海で例年3月まで実施している日本の調査捕鯨について、今年は予定より早く調査船団を帰国させる案が政府内で検討課題に浮上していることが15日、分かった。米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)による妨害行為が激化しているため。ただ、予定を打ち切って調査捕鯨を終了すれば、十分な捕獲頭数を確保できず、調査自体に影響が出る。反捕鯨キャンペーンに屈する形ともなり、難しい判断を迫られそうだ。
 SSによる今季の調査妨害は1月1日に始まり、2月11日までに9回にわたって行われている。水産庁によると、SSの妨害船は今月15日現在も調査母船「日新丸」を追尾しており、捕鯨活動ができない状態という。






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もし、今回調査捕鯨船が途中で任務を切り上げ帰国するならば、それはシーシェパードに大きな成功体験を与えることになる。
「過激な暴力をふるえば、日本は言うことを聞く」こいう事例を残してはならない。相手が暴力をふるっていないのならば、こんな事は言わない。暴力に屈してはならない。


民主党政権では、先のことを見通した行動は期待できない。ひょっとすると本当に引き上げ命令を出すかもしれない。野党から、分かりやすく「引き下がることの悪影響」を訴えてもらいたい。