ぜんそくに関してあまりよく知られていないことは、 ぜんそくで死ぬこともあることです。

 

 「わが国のぜんそくによる死亡者数は過去20年以上にわたって年間4000~7000人」( 「ぜんそく 最新治療と健やかな毎日の知識」(佐野靖之監修)p.48) 「発作時に在宅あるいは病院に向かう途中で死亡したものが全体の4分の3以上を占めています」(同書p.48) 

 

発作時に救急処置が重要なのはいうまでもありませんが、日常において発作をおこさないようにする治療法が近年採用されるようになりました。 それが「吸入ステロイド薬」です。

 

ぜんそくには、気道の慢性的なアレルギー性炎症が起きていることがわかったのは、つい15年前です。 慢性的なアレルギー性炎症によって、気道の「損傷された部分を修復するために基底膜が厚くなっていきます。 さらに基底膜下の組織や気管支平滑筋もどんどん厚くなり」、、、気道のリモデリング、、、「気道はいっそう狭く過敏になっているので発作をおこしやすく」(同書p.44)なるそうです。 このような慢性的なアレルギー性炎症に「吸入ステロイド薬」で日常的に対処することで、発作が起こりにくくなります。 ステロイド薬と聞くと、副作用をこわがる人もいますが、経口ステロイド剤よりも、少量ですむし、血液中に入っても、肝臓で99パーセントは不活性化されます。 

 

もちろん、ぜんそく対策には、「吸入ステロイド薬」だけではなく、 「ダニ、カビなどのアレルゲンの他、過労、ストレス、ペット、運動、たばこ、解熱鎮痛剤等の薬、天候の変化」などの発作の誘因を回避していくことも重要です。

 

AD

ストレス対策には禅密気功