こんにちは、Naomiです。
今回は少し重たい話を・・
私は以前、保護団体の子猫のフォスターケア
(預かりボランティア)をしていた。
新しい家族が見つかるまで、うちで育てる役目。
ある日、知人から
「子猫を家族に迎えたい」という相談があった。
そのお宅は、年老いたご両親と住んでいる家庭で、
「お父様は猫が大好きで、自分も犬を飼っていたし、
基本みんな家にいるから安心だよ」と。
一度子猫と会ってみたいというので、
3人でうちに見学に来た。
その時——
お母様が猫に対して
どこか距離を感じているような違和感
を覚えた。
思い切って「猫は大丈夫ですか?」と尋ねると、
「ちょっと不安だけど…まぁ大丈夫でしょう」
と曖昧な返事。
彼女とお父様はすっかり迎える気満々。
「よく相談してからまたお越しください」
と言ったけど、
彼女たちは何度も通って誠意を見せるし
私が「子猫の譲渡はこちらに決定権があります。」
と伝えても
「お母さんも慣れます」となんども言われて
実際に数回来訪する中で
お母様も前向きになったように見えたため、
最終的にその子猫はその家の家族になった。
でも——
私の不安は的中した。
子猫が活発になり、
家の中を駆け回るようになると、
お母様は
「面倒を見切れない」
「触りたくない」と言い始めたのだ。
「夜中にトイレ以外でうんちをして、
それを朝発見するのが恐ろしくてたまらない」
「孫が遊びに来たときに、うんちを踏んだり、
触ったりしたらどうするの?」
「猫の動きが予測できないから怖い」
——それは、最初から心の中にあった不安だったはずでしょ!
そしてついには、
「やっぱり無理なので返したい」
と……。
呆然・・・・でもやっぱりって・・・
——なぜ最初に言わなかった?
——何度も聞いたよね、「本当に大丈夫ですか?」
心の中で思いながら訪問。
その時、お母様は泣きながら
「実は、子どもの頃に飼っていた猫が原因で、
ひどいトラウマがあるんです…
それが蘇ってしまって…」
お父様も娘さんのことを考えて
「自分が我慢すればいいと思った」
「子どもが喜ぶから」って
でもそれ、結局誰のため?
自分が我慢すればっていう、
自己犠牲が最悪の結果をもたらすんだよ
そしてなにより、命のためじゃなかった。
私は、その子猫を引き取るために再びその家を訪ねた。
お母様も知人も泣いていたが、
それは猫との別れではなく、
自分たちの罪悪感と恥ずかしさに対して泣いていた。
この経験を通じて、私ははっきりわかった。
💥 ペットは誰かの我慢や妥協で迎えるべきじゃない。
💥 家族の中に、たった1人でも
「イヤ」と感じている人がいるなら、
それは“まだ時ではない”。
私は——
あのとき、自分の直感を信じて、
立ち止まる勇気を持つべきだった。
「本当に大丈夫ですか?」の答えが、
私の中でモヤッとしていたのに。
私にも責任があるし、浅はかだった。
だから言いたい!
📍 ペットを迎えるとき、よく聞く言葉。
「家族みんなで話し合って決めました!」
……それってほんとに?
その“みんな”に、ちゃんと耳を傾けた?
私のところにも、こんな相談がよく来る。
「お母さんが乗り気じゃないけど、
子どもたちがどうしても飼いたいって言うんです」
「夫はペット苦手だけど、私がどうしても欲しくて…」
「親に内緒で、勝手に連れてきちゃいました!」
……ちょっと待って!
その子の命を、
「空気を読んで合わせる家族」
の中に投げ込むつもり?
家族の中に“ペット否定派”がいるなら、
それはもう、命にとっては
地雷原なんだよ。
例えば——
「母は動物が苦手。だけど子どもが喜ぶから」
って言われて迎えられた犬が、
日中ずっと母と二人きりになる。
地獄だよ。
お互いの気まずさ。
散歩に連れてってもらえない。
“必要最低限の世話”ができない
犬って、空気読むからね。
自分が歓迎されてないって、
すぐ察するよ。
その結果、何が起こるか知ってる?
・問題行動(噛む・吠える・粗相)
・家族からの拒否反応
・結局、「やっぱり無理だった」って手放す。
これ、全部 “犬が悪い” んじゃない。
99.9%
迎える側の準備ができてなかっただけ。
私はね、飼いたい人本人だけじゃなく、
その家族全員の“空気”が整ってないと、
命を迎えるべきじゃないって伝えている。
1人でも「イヤだな」って思ってる家族がいるなら、
それ、まだ“そのとき”じゃないってこと。
「家族全員が大賛成」なんて理想かもしれない。
でも、最低限——
・誰もイヤな思いをしない
・誰も“我慢役”にならない
・そして「全員で守る命」だっていう共通認識がある
それが、命を迎える“スタートライン”。
ペットは誰か1人の癒しの道具じゃない。
家族全員が“参加者”になる命だよ。
だから、聞いてみて。
本当に、家族全員がその命を迎える準備できてる?
その答えが、「うちの子」を守れるかどうかの分かれ道。
🐾 次回のブログでは
『見た目ではなく、犬猫の犬種・猫種の特性を理解していますか?』をテーマに届けますね。
どんなに“飼いたい”と思っていても、
気持ちだけでは守れない命があります。
その前に、一度立ち止まって。
自分自身にそして家族に、
問いかけて欲しい。
今回も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます⭐️
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