皆さん、こんにちは。
このブログの筆者の息子です。
私がこのブログを書いていることでお察しいただいているかと思いますが、2021年6月27日の朝、母は空へと旅立ちました。
母が最後に投稿した前回の5月20日。
この時には、既に介護ベッドの上だけで生活している状態でした。
お医者さんからは「いつ息を引き取ってもおかしくない状態」と言われていたそうです。
私も後から父より聞き、知りました。
介護ベッドの上で過ごす母の生活を支えたのは、父を中心とした家族。
父は、母の生活を全て背負ってくれました。
母もきっと感謝しているでしょう。
妹も里帰り出産をして母と同居していたので、子育てをしながら母の面倒をよく看てくれました。
同じ市内に住んでいる私の妻も食事をはじめとして色々頑張ってくれました。
家族全員、全力で支えました。
母には2人の孫がいます。
私の息子(6歳)と、妹の息子(2ヶ月)。
この2人の元気で明るい存在が、母の生きる大きなパワーとなっていました。
このような家族の支えの結果、母の最期の生活は人生でも一番幸せな時間を過ごすことができたんだな~と思っています。
母は几帳面な性格なので、何事に対しても常に準備は完璧にしていました。
自分の人生までも。
6年前、ステージⅣの腹膜播種であることが発覚。
母からその報告を受けた時に、私の脳裏に焼き付いたのは“死”
その時の心境は、まぎれもなく悲しみのみ。
しかし、母は頑張ってそこから6年間生きてくれました。
この6年間は死を意識しながらの時間。
大切な家族の死への準備時間を母は私達に与えてくれました。
それからは全てが完璧にできたわけではありませんが、可能な限り母との時間を増やすように過ごしてきました。
準備が完璧だった母は、残された家族の悲しみを6年の時間をかけて減らしてくれました。
『強く生きろ!』
母が私に最期に残してくれた、言葉。
しっかりと胸に刻んで毎日を必死に生きていこうと思います。
このブログを通して母と仲良くしてくれた皆様。
本当にありがとうございます。
母はあっちでの手続きやらが忙しいと思うので、息子である私が代わりに投稿させてもらいました。
落ち着いて天国にも電波が届く時代がくれば、母からこのブログで近況報告をしてもらいますね。
それまで、少しお休みをいただきます。
本当にありがとうございました。
これを読んでくれている皆様、毎日を幸せに過ごして下さいね。