男性の行動基準は、プライドがすべてだと言いましたが、
それゆえに、とても怖がりで、評価や批判に敏感です。
男性は「自分はすごい」「自分は一番だ」と思いたい、実感したい
という強い本能がある反面、
だからこそ、「自分はもしかしたらすごくないのではないか…」
「自分はだめな男だったらどうしよう…」と常に恐れているのです。
自分が信じていたいくらいの能力がないことが証明されてしまったら…、
たいしたことがないと評価されてしまったら…と、
心の中ではいつも怖いのです。
しかし、プライドがあるので怖がっているところは出せないため、
よけい一人でそのプレッシャーをかかえています。
このように、男性はとても傷つきやすく、プライドだけで生きている生き物なので、
プライドを傷つけるようなことを決して言ったりしたりしてはいけません。
もしそれをしたら、あなたはいとしい恋人どころか、憎い敵になってしまうでしょう。
また、彼にはプライドがあるので、
「俺は今の君の言葉で傷ついた」とは言えず平気そうに見せますが、
もちろんそれを見えたまま鵜呑みにしてはいけません。
プライドとは感情の部分であり、理屈ではありません。
もし話し合って、理屈であなたが勝ったとしても、
プライドという感情で一回傷ついたら、
自分の感情の一番大事な部分を傷つけたあなたを敵視し、
二度と許さないかもしれません。
そう思っておくくらいの繊細さと敏感さを持っていなければならないと、
いくら肝に命じても足りないくらいです。
そして男性を転がすとは、そのプライドの部分をくすぐったりちょっとつついたりして
プライドから自由になれない男性たちを自分の目的の通りに動かすことです。
その目的が善なるものか、犯罪などの悪なのかが問題で、
男性の仕組みを理解することは
あなたにとってもあなたと付き合う人にとっても必要なことだと思っています。
男性のプライドを上手にくすぐることができれば、
車の修理でもトリカブトの精製でもやってもらうことが出来ます。(笑)
ちなみに私の感じでは、プライドパワーが強いほど男性的で、
いわゆるステータスが高い男性が多いような気がします。
競争心が強いのでそうなるのかなあと推測しています。
そしてそういう男性ほど、このブログの原則がおもしろいように適用されます。
逆にプライドパワーがあまり強くない男性は、
中性的で自分の世界に生きることが多い傾向にある気がしています。
そういう人ほど、プライド、競争心がわかりにくかったりします。
が、小さくても必ずどこかにはあります。
とにかく、男性イコールプライドのようなものですので、
この「プライドが行動の基準である」は本当に大事な性質です。
プライドについてだけで一冊の本が書けるくらいです。
プライドのくすぐりかた、NGな言動などは、またあらためて説明していきます。
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