メトの演奏は、ライブビューイングと言っても当たり外れはありますが


そんな中、この『ルイザミラー』は凄かった(((o(*゚▽゚*)o)))

初めて聴いたのですが、歌手陣の力が発揮されたと言えます。


メインは


ドミンゴ。


これはウィーンでの公演の写真です。


メトの演奏はこれで見納めか!?

今年、『蝶々夫人』シャープレスを歌う予定だったのが、例の「セクハラ疑惑」で公演キャンセル。


この問題については後日、書きたいのですが残念にならない。





ドミンゴの歌うルイザは、確かに名バリトンと比べると劣ると思います。

しかし!!

アンサンブルを聞くと、彼のテクニックが活きます。


そして、なんと言っても



ヨンチェバが凄い。

ヴェルディ、プッチーニ歌いとして、これほどまで表現が豊かなのは頼もしい限りです。


そして


ピョーチェル ベテワも素晴らしかった。

このオペラは、テノールに要求されるものが難しい。


一幕では軽やかに歌うのが、終幕に連れてドラマチックに変わっていく。

昔、ドミンゴは勿論歌っているんですよね。

だからか


3人のアンサンブルは見事、ヨンチェバとベテワを引き立てるんですよね。


ヴェルディ初期作品て、中期や後期の完成度に比べると、低いのですが


随所に彼の秀でた才能が垣間見られて、そのシーンに直面した時に、鳥肌が立ってしまいます。



素晴らしかった。


作品の素晴らしさに触れて、早速ポチッとCDを購入してしまいました^_^