これが私の青春。今日死んでも悔いがない。



そんな1日でした。


昨日、今日と、アルティメットフリスビーの大会でした。Sectionalsという地区大会で、これで上位3位になるとRegionalsという次の地区予選に進めて、そこでさらに勝つとNationalsという全国大会なのです。この土日はSectionalsでした。昨日の試合は、絶対勝たなければいけない相手で、きっちり4戦4勝しました。私はチームの中で下から2番目のレベルなのでなかなか試合に出させてもらえないのですが、昨日はちょっと出してもらえて、ディスクにもさわれました。帰りの車の中で、すごく幸せで、でももう私のフリスビー人生も終わりに近づいてるんだなぁってしみじみ考えちゃって思わず涙がぽろり。この幸せな時間がいつまでも続けばいいのにって思った。明日の試合が接戦になって出してもらえない場合、今日が私の出場できる最後の試合だったのかなぁとか思いつつ・・・


そして迎えたSectional2日目。1試合目のテネシー大学戦では、思いがけず楽に点差が開いたので出してもらえた。私の名前が呼ばれてフィールドに出たとき、「これが私の最後の出場」と覚悟した。これまでの8カ月の集大成。100%出し切ろうと思った。走って、走って、でもなかなかいいタイミングでパスをもらいにいけない。そして、ディスクが味方のいい位置にパスされる。今だ!と思ってエンドゾーン(ゴールラインみたいなもの)に向かって全速力で走る。チームメートが私に向かってパスを出した。全身が緊張に包まれた。ディフェンダーが突っ込んできたらアウト。絶対に取らなきゃいけない。きた、きた、きた。つかんだ。この瞬間のことは、スローモーションで記憶に残っている。得点した。ディスクをつかんだ瞬間わぁーって色々な思いが込み上げてきて思わず泣いてしまった。これまで練習にはほぼ皆勤賞で参加し、どんなに自分の運動神経が他のチームメートに劣ってても、どんなに上達に時間がかかってもどかしくても、どんなに試合に出してもらえなくても、誰よりも我慢強く、誰よりも真剣に練習してきた。それが最後にこんなふうに報われた。週3回の練習、週1回の短距離走り込み、週1回の長距離走、みんなこの日のこの瞬間のためにあったんだなって思った。チームメートが一緒に喜んでくれた。気持ちのいい終わり方。試合の後、芝生に寝そべって青空を見上げて「今日死んでも悔いがない」って心の底から思った。これが私の青春。


2試合目は1番強い相手で、ものすごく粘ったけど負けてしまい、3試合目は2位決定戦。もうさっきの試合が自分の最後の出番だと思っていたのに、名前が呼ばれて拍子抜け(笑)ちょっとだけ出してもらえた。結局この試合に勝ち、次のRegionalsへの進出が決まった。Regionalsは予選を勝ち抜いてきた強いチームばかりなので、もう私の出番はないかもしれない。でも私はこのチームにいられることに誇りを持っているし、サイドラインからチームメートをサポートすることが自分の役目だと思っている。私の役目、まだ終わってない。待ってろRegionals!!!!