2022年。
今年で45歳となる自分。
彼女と出会ってから21年となる年。
本来なら結婚して15年になる年であった。節目の年だった。
昔の事を振り返って思い出してみる。
彼女と出会ったのは…。
21年前の4月自分が24歳になる年、彼女が23歳になる年であった。
以前は営業職であった自分。社会人2年目となり後輩が入社し先輩社員となった。
先輩と言ってもまだ2年目。営業として一人前でもなんでもない。
同じ部署の後輩の中に彼女がいた。
特に気になる事もなく可愛いなとは思ったがそれ以上は何も感じなかったのが本音。
いつだっただろうか。会社に空手部がありその応援に行った時だったか。
やたらにかっこいいとか言ってきたのを覚えている。
なんや?この後輩は。
好意を持たれているのだろうか?
しかし、自分にはお付き合いはしていないが良いなと思い遊でいた人がいたので気にする事もなかったが、やたらに言われると気にはなってくる。モテた事もないからまんざらでもなかったかもしれない。
自分の営業担当先は三重や岐阜、名古屋の一部と幅広かった。
2年目で1人で営業する事になるのだが、まだまだ一人前でもなんでもない自分が後輩を連れて勉強させるのだから滑稽である。
そんなこんなで後輩である彼女を連れて、三重の取引先へ。
お昼はお店でなくコンビニで買った昼飯を持って海へ。
そこは、いつも嫌なことがあったら、1人でボーッと海を眺めていた場所。
いいところではないが、海を眺めながらだから後輩も気分転換になるだろうと思い連れて行った。
そこでだったか。好きですと。
人生で初であった。女の人から言われることがなかったのでびっくりしたのと嬉しかったのは覚えている。ただ、最初は断った。別に好きな人がいるからと。
しかし、好きな人と言っても付き合っているわけでもなかったので、真意を尋ねるとそこまで考えてないと言われたことがあったから、だんだんと気持ちが揺らいでいたのを覚えている。
結局、その年の4月27日に付き合った。
笑いが絶えなく、喧嘩する事もなく、なんの気兼ねもなく話せた。ずっと横にいて手を繋いでいたかな。楽しかった。こんな感じで結婚してもいけるんだろうと思っていた。
その思いとは全然かけ離れていったここ数年。
掛け違えたボタンはどんどんずれるばかり。修正ができなくなる。
信頼はなくなり、最終的には隣にも座りたくないと言われる次第。
心の底から嫌われてしまった。
しょうがない。自分が起こした事だから。自分が悪い。なんも守れない自分が。
家の中で排除されている感じがすると近寄りもできなくなる。いや、したくもなくなってしまっていた。あっ、嫌われているんだろうと感じてしまっていたから。
生きがいってなんやろか。
我慢すればいいやって思っていた自分。
仕事、早く終わっても家に足が運べない。どっかに道草して帰ることがどんどん多くなる。
早く終わって子供たちと遊びたいのにと思うも足が向かない。そして、悪循環となる。仕事とはうって変わって無口な自分。結局、無関心な人とレッテルを貼られる。
自分の存在価値はないのであろうと思ったことも多々。
生きていても…。と最悪な事も考えてしまうこともあった最近。
戻れるなら、21年前のあの時に戻りたい。
楽しく2人で過ごせていたあの時に。