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総合開会式は同公園の陸上競技場で行われた。一昨年は口蹄疫の影響で中止、昨年は台風接近のため木の花ドームで実施し、陸上競技場での開催は3年ぶりとなった。あいにくの曇り空となったが、選手、役員ら4996人が県南地区の日南高を先頭に元気よく入場行進。生徒や保護者で埋まったスタンドから大きな拍手が送られた。
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九州電力が7月2日～9月7日に最大電力10％以上（2010年比）の節電を目指していることを受け、九電宮崎支社は23日、県内各企業や一般家庭への節電を呼び掛けた。病院や鉄道などは支障のない範囲で要請する。
同支社によると、九電は猛暑だった10年並みの需要が発生し、さらに昨年夏並みの節電が達成された場合、今年8月の最大電力は九州管内で1634万キロワットになると試算。ピーク時の随時調整契約を結んでいる大口顧客に要請し24万キロワットの需要減を見込んでも、供給力の1574万キロワットに対し36万キロワットの不足が予想されるという。
宮崎地方気象台によると、金環日食の見ごろとなった今朝方は、県内全域が曇り。雨が降る地域もあった。
宮崎日日新聞取材班や市民からの情報によると、絶好の観測スポットと言われていた串間市都井岬は風雨に見舞われた。美郷町の中小屋天文台や都城市高崎町のたちばな天文台をはじめ、宮崎科学技術館が観測会を開いた宮崎市のサンビーチ一ツ葉や青島でも軒並み観測はできなかった。
しかし、串間市街地や福島港では、わずかな雲間からリング状に見える太陽を確認。えびの市でも観測。延岡市、高千穂町では、金環食が始まる直前に三日月のような太陽を見ることができたという。
