In Hamony Today サムイを夢見る日々 -4ページ目

織田哲郎渋谷AX

秋の音楽シリーズ。
デートコースペンタゴンロイヤルガーデンに続いて、織田哲郎に行ってまいりました。
(われながら随分な振幅ですが)

織田哲郎といえば、ZARD、相川七瀬?
いえいえ、自分のオダテツ暦は意外に長く、1983年のソロデビュー作「VOICES」以来。
あまりの傑作加減に、高校生のときに当時織田さんがコンスタントに出演していた
渋谷LIVE=INNにもぐりこみ、水割りを飲みながらライブを見ていたという。
そして、織田さんが経営?していたBARにも何度かもぐりこみ、ご本人が飲んでいる姿を
遠巻きに眺めていたという記憶もあり。
(ブレイク以降はなぜかライブを観てない)

あれから27年。
日本を代表するヒットメイカーとなったものの、鬱病やら不眠症やら強盗被害による
声帯の損傷やら、さまざまな苦難を乗り越えた織田さんとの再会。
渋谷AXは、なんと完売!
アルバムが出たわけでも、ヒット曲のタイミングでもないのに、なぜ?

しかし、ライブが始まると答えは明らか。
以前より声が出ない部分はあるものの、ソロ以前、ソロ初期、提供曲、最近のアルバムを
時に色っぽく、時に自虐的なMCを絡めながら唄う姿。
これ以上ないクオリティで再現される楽曲を聴いたら、当然またライブに行きたくなるという。

「SHINE THE LIGHT」など初期の代表曲を聴きながら、ついつい鳥肌。
ヒット曲「いつまでも変わらぬ愛を」「青空」で、ついつい涙。
ロックスターとしての格好良さ、ボーカリストとしての佇まい、そして危うさ。
絶妙のバランスに、目が離せない・・・
気がつけば、二時間半以上の長丁場もあっという間。
ヤバイ、全然聞き足りない!
絶対次のライブも行きたい。
織田哲郎、という人間の存在感にやられました。


One Night/織田哲郎
¥3,000
Amazon.co.jp

青赤、仙台に散る。(でも牛タンは旨かったの巻)

今年初の遠出AWAY遠征は、仙台!
FC東京を追いかけて、仙台まで行ってきました。

駅から5分の超便利スタジアム「ユアテック」に初上陸。
スタジアムではベガルタの、目線がやばいマスコットに迎えられました。

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FC東京から期限付き移籍中の赤嶺選手もゴール裏まで挨拶に!


昨年のナビスコカップなど、「ここぞ!」のときに登場する青赤風船。
今日は「絶対に負けられない」戦いです!
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東京ファンには有名なのだめちゃん。
心配そうな後ろ姿です・・・


先制!追いつかれる!!そしてJリーグ100試合出場の平山相太のゴールで引き離す!!!

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しかし、まさかの後半41分からの大・逆・転。

下向くなっ!顔上げろっ!!
ゴール裏からは、罵声ではなく、前向きな声が・・・
(逆転負けの瞬間は腰抜けたけどね)

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気を取り直して牛タンの宴。
仙台出身の知人に教えてもらった店で、超分厚い牛タンをいただきながら反省会。
牛タンのたたきがサ・イ・コ・ウ(≡^∇^≡)
残念ながら、牛タン刺は19時の段階で品切れでした。
でもこの店、マジ旨かった!!

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翌日は松島観光。
東京ドロンパの尻尾をぶらさげた東京モノも大勢見かけました。
マグロ食べて牡蠣食べて、松島ビール飲んで・・・

悪いことはすべて忘れたっ。
さぁ、また次の試合で頑張りましょう。




建替え中なので新橋演舞場で歌舞伎。

歌舞伎に行ってきました。
さよなら公演期間中、昨年10月以来の観劇なので、ちょうど1年ぶりの歌舞伎。
最後の最後の最終公演も観たかったのですが、考えてみれば一年前に観劇した後の冬に
ぎっくり腰をやっているので、長時間着席が必須の歌舞伎は難しかったかな・・・

今回も三津五郎さんの後援会に入っている母に依頼、2F席ながら花道が一望できる
上手側の一桁台の席を用意していただきました。
今は相撲も歌舞伎もオンラインでチケットが楽に予約できますが、こうやって人に頼んで
押さえていただく・・・というアナログ感(不便さ)が風情だな、とビギナーのワタクシめは
思う次第です。

新橋演舞場は、歌舞伎座のぱーーーーっと拓けた開放的な印象がないのは寂しいですが、
全体的に舞台が近いのは○です。

さて、今回の演目は・・・


一、近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)
  盛綱陣屋
 
  佐々木盛綱  仁左衛門
  信楽太郎  三津五郎
  和田兵衛秀盛  團十郎


鎌倉時代末期、源頼家と北條時政の争いで、兄弟、親子で敵味方でに分かれて闘うことになった
佐々木盛綱と高綱兄弟を巡る物語。
戦のために幼い子供が捕虜になったり、祖母に孫を殺すように頼んだり、
親のために自害したり、首実検があったりと、痛ましい状況のオンパレード。
不憫さに涙、涙・・・というお話のようです。

今回の演目の中での注目度は高かったので、結構期待していたのですが、
正直そこまで涙なくしては・・・という感じではなかったです。
色々理由はあるのですが、盛綱の心の動きを理解できなかったのが一番の原因?
彼の心の移ろいが芝居の肝のようなのですが、その辺りの繊細な演技を受け止めるには
自分が未熟なのかもしれません。
ちょっとハードル高かったな~という印象。

続いて


二、神楽諷雲井曲毬(かぐらうたくもいのきょくまり)
  どんつく


江戸っ子らしい親方のきびきびとした動きと、田舎者のどんつくのしぐさが人々の笑いを取り、
曲芸を見せる太神楽で盛り上がる、江戸の風俗をみせる舞踏。

三津五郎、巳之助父子によるどんつくは、明るく開放的で、ちょっと洒落っ気もあり、
理屈抜きに歌舞伎での舞踏の面白さ、楽しさを伝えてくれるものでした。
本日はこれで大満足。


三、艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)
  酒屋


これまた涙、涙の上方情趣豊かな世話物です。

前評判でなかなか厳しい評価も聞いていたのですが、うーん、これまた難しいのが最後に
やってきました。ストーリー自体は単純ですが、登場人物の心持に共感するのが極めて難しい。
芝居(歌舞伎)に共感は必須ではないですが、ひたすら自己犠牲をする姿に涙できないとツライ。
周囲を見渡すと、観客のおば様方が居眠りをする姿多数。
観客は正直です。

休憩込みで4時間20分のロングラン。
内容的には大満足ではなかったですが、だからこそ文化や時代の違い、解釈について
語るネタも多く、終演後は銀座のオーバカナルで連れと激論してしまいました。

また懲りずに演舞場に通いたいと思います。

DCPRGの日比谷野音

来週土曜日、日比谷野音。

菊地成孔率いるDCPRGの再結成ライブ。
久々の野音も楽しみだし、ナマ菊地も初めてなので、非常に楽しみ。
DCPRGのライブは長時間が当たり前らしいのですが、さすがに
退出時間の厳しい野音ということで、今回は2時間の予定だとか。


DCPRG

劇場版  機動戦士ガンダム00

劇場版 機動戦士ガンダム00(ダブルオー) に行ってまいりました。
(ネタバレあり)

In Hamony  Today サムイを夢見る日々
劇場の新宿ピカデリーは、朝イチの回から夜まで超満員!の大盛況。
なんとか土曜日夕方の回・前から二番目という場所をかろうじて確保、
タイ語学校の後に滑り込みで入場。

なんでもピカデリーでは、土曜日の初回から限定でキャラクターのストーリー
カードを配布するということなので、混雑はそのせいかもしれません。

ちなみに入り口でもらったのは下記の二枚。
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ティエリア・アーデとアレルヤ・ハプティズムでした。
キャラ萌えではないので、どうしたらいいのやら。。。


「ガンダム00」は、実はテレビシリーズもちゃんと観ておらず、
タイミングが合ったときにちょこっと観た程度。
ソレスタルビーイングやらロックオンやらスメラギといった
(フツウの方がご存知ない)単語は認識しているものの、
デティールや最終的な結末はきちんと理解しておらず、
事前に番宣と公式サイトで予習していきました。

そんなレベルの観客がどこまで劇場版を楽しめるか・・・といえば、
これが十分面白かった!
ファーストガンダム世代にとっても楽しめた、新世代ガンダムでした。

個々の設定やキャラなど理解不能の部分も多々ありますが、
今回の映画は、人類同士の戦争・紛争がなくなった時代に、
宇宙人?が攻めてくるのを人類が団結して立ち向かう・・・という
構造なので、ガンダムでSF映画やってると考えれば、それほど
違和感ないかと。

8割はそれで楽しめるのですが、途中でなんだか「マクロス」っぽい
切り札展開になってきたり、戦闘真っ最中の本編ラストに唐突に
花が咲いて終わったり、ビギナーにはやや厳しい展開もあり。
(と思って帰ってからネットの感想を拾ってみたら、00ファンでも
呆気に取られる人続出だったようです)

エンドロール後には美人キャラがいきなり老婆になってたり、
主人公が金属化して人間ではなくなっていたり、ガンダムが
花に変化してしまったり、どこまでが象徴でどこまでが真面目に
描いているのか、オールドガンダム世代である我々はひたすら
半笑いしながら画面を眺めている状態に陥ってしまいました。

でも、なんだかんだ言いながら、映画終わったあともいろいろ
調べたりしているので、まんまと狙いにハマっているような気も・・・

参考になったのはここ↓

初日いった人の感想まとめサイト