samue cotton

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作務衣 河内木綿

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この記事は、

 

およそ3年におよぶオリジナルの作務衣づくりの軌跡を

 

まとめたものです。

 

最後までお読み頂けましたら幸いです。

 

 

  オリジナル作務衣づくり奮闘記

 

 

オシャレを楽しむ作務衣づくりと河内木綿

 

 

お寺での日々

 

 

お寺に嫁いで、

 

作務衣を毎日のように着るようになった私。


それを着て、お掃除や草抜き、お客様対応など、


今では当たり前のように着ている作務衣も

 

最初は、慣れない気恥ずかしさみたいな気持ちを

 

感じていたなあと、思い返します。

 

 

 

 

こんな作務衣があったらいいのに・・

 


色や柄も落ち着いた感じなものが多く、

 

それはそれでいいのですが、

 

なんか・・・

 

もっと気持ちが上がるものや、

 

TPOに合わせて


オシャレを楽しむ作務衣があってもいいのではないかなと、

 

数年前から強く思うようになりました。


色々調べたりしましたが、

 

なかなか着たい作務衣が見つからないので、

 

時間を見つけては、生地屋さんに行き、

 

生地や端切れを買ってきては、

 

こんなのも良いかもと、一人で楽しんでいました。

 

 


 

 

 

 

 

転機が・・

 

 

 

そんな私の姿を見て、

 

「それほどに思うなら、カタチにしてみたら」と

 

主人が言ってくれたのをきっかけに、

 

新しい作務衣づくりが始まりました。

作務衣づくりに何か役に立てばと思い、

 

「パーソナルカラーアナリスト」の

 

(その方に似合う色、苦手な色を分析し印象アップに繫がるためのアドバイスをする)

 

資格も取得しました。




 

パーソナルカラー診断で使うドレープ


新しく一から作ろうと思う作務衣は、


見た目だけでなく、

 

機能性も改善できたらいいなと思い、


問題点に感じる胸元のはだけ易さや


結んだ紐が作務してるうちに、はずれていたりすること、


また、どうしてもかがむ姿勢が多く、動きにくさを感じていたので、

 

Aラインぽくできたらなあ、などと、

 

素人ながらに考えていました(笑)

 

 

 

思いをカタチに・・

 

 

といっても、縫製ができるわけでなく、

 

当然に型紙がひけるわけもなく、

 

こんな作務衣を作ってほしいとして、

 

あれこれ書いたデザインと、

 

端切れで合わせて作ったものを

 

職人の方に見てもらい、実際に2着、

 

カタチにすることができました。


 

 

 

 

 

 

 

ふくらむ思いと新たな出会い・・

 

 

出来上がった作務衣を仕事で着ていると、

 

大変に好評で、

 

そんな作務衣がほしいという声も多く頂くことになりました。

もちろん、まだまだここをこうしたい、

 

ああしたいという課題がありますが、

 

「作務衣づくり」への情熱がさらに強くなりました。

そんな中、地元で伝統ある手織りの河内木綿との出会いがありました。

 

 

 

 

河内木綿はたおり工房・・

 

 

出会うといっても、

 

最初は、河内木綿の糸になる前の実についている「綿」を

 

義父が長年ボランティアで栽培して、

 

河内木綿の手織りの工房に提供していたこと。

 

また、地元で参加したある講習で、

 

「綿」と触れる機会があったことなどで、

 

今ではすっかりと化学繊維におされて遠い昔に廃れてしまい、

 

作られることの少なくなっている「河内木綿」で、

 

私の考えている気持ちが上がる作務衣が作れないかと

 

思うようになり、

 

主人に話したところ、

 

主人も旧知で、義父が綿を提供して河内木綿を実際に作っている

 

東大阪市の石切にある「河内木綿はたおり工房」の代表である

 

中井さんに相談しにいくことになりました。



 

 

 

そして、思いがけない展開に・・

 

 

私たちの想いに賛同してくれた中井さんが、

 

「河内木綿の生地を一緒に織って作っていきましょう」

 

と提案して下さり、

 

少しですが、そのお手伝いをすることにもなりました。





工房の機織り機

 

 

 

工房で作られた河内木綿の生糸
 

 

この色、綺麗でいいですね。


と私が言った一言で、その色で織ってみましょうか、

 

と言って頂き、河内木綿での作務衣づくりがスタート!

 

 

河内木綿の生地ができるまで・・

 


 

綿から、実を取り出すのが、この綿繰り機。

 

取り出した実は、翌年に畑に植えられます。

 

次に綿を筒状にしたものを糸車で紡いで糸にしていきます。

 




 

熟練者でないと均一の糸とならず、すぐに切れてしまうことも。


 

出来た糸を染めるのは、化学染料を使わない草木染。

綿の栽培、色染めも

 

農薬や化学染料を一切使わない

 

完全オーガニック。

 

 


   
藍の葉染め


数秒で染まる色が変わるので

 

淡い色味は特に難しかったみたいです。

  

 


 

整経(せいけい)


たていとを整える作業です。

 

織る前の準備段階。


すぐに織れると思っていたら大間違い


何事も準備が大切ですね。。。


教えて頂いて、私は途中から楽しくなった作業でした。

  

 


 

綜絖(そうこう)

 

細かい作業に、最初糸を通す手も震えていた私(笑)


苦戦しながらも一本一本丁寧に


皆さん凄いなぁ✨

 

 



千切巻(ちぎりまき)


皆さんで力合わせて


私は見守ることしかできず・・


みなさんに感謝です。

 

そして、いよいよ布を織り始めます。

 

 



 

シャートントトン♪


中井さんのリズム良い音は


心地いい
 

最後失敗してもいいから、織ってみる?

 

と言っていただき


貴重な体験をさせて頂きました。

 

横で見てると簡単そうに見えるんですが、


実際すると難しく、はじめは手と足がちぐはぐでした。

 

中井さんをはじめ、改めて携わってる方や、

 

機織り機などを作った昔の人って

 

すごいなと思いました。

 

 

 



最後完成してハサミを入れる中井さんを見たとき、


本当に感慨深かったです。


愛情たっぷりの河内木綿


皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

河内木綿の生地の完成・・

 

 

 

 

ワタの種を植えてから

 

長い時間かけてできたワタが糸になり


そして数か月かけて生地が完成しました!


生地幅が少し短く、長さも限られたものなので

 

上のみの作務衣になりそうです。

 

こうして、中井さんをはじめ、

 

はたおり工房の皆様のご協力のおかげで、

 

素敵な生地が完成しました。


最初は、自分の想いだけだったのが、

 

いつの間にか河内木綿をより多くの方、

 

特に若い世代の方々に知ってもらいたいという気持ちが、

 

徐々にふくらんでいきました。

今回のことが、何か少しでも河内木綿を知って頂ける

 

きっかけにもなれば、幸いです。



河内木綿の部屋・・八尾市立歴史民俗資料館のサイト紹介

http://www17.plala.or.jp/yaorekimin/10frame1.htm

 

 

河内木綿の生地から作務衣をつくる・・

 



そして、いよいよ出来上がった生地から、

 

実際に作務衣(上のみ)を作ることになります。

私のデザイン、イメージの通りに型紙を引き、

 

そして、縫製してもらえる方を探すことに。

 

これが本当に大変でした。

身近なつてを頼りに、また、ネットであれこれ調べたりし、

 

ここはどうだろうかと足を運び、お話を聞いていただきました。
 

 

河内木綿の作務衣の完成・・

 

 

待ちに待った河内木綿のオリジナル作務衣が完成❣

なんとも綺麗で優しい色味、しっかりした張りのある生地


さすが!河内木綿!



形もフワッとAラインぽく

レースもアクセントとなり

しかも

簡単に着れちゃう!

 



その日の気分で、

 

同じ生地で別に作ったリボンを

 

どこにでもつけることもできます。

とっても素敵な作務衣になりました。

実際に着て、主人に撮影してもらいました。

 

スマホがすっぽりと入る大きめの前ポケット。

 

スマホを入れてもラインがまったく崩れません。

 



そして、従来の作務衣のように

 

内外と紐を結んで着るのではなく、

 

ワンタッチボタンで手軽に装着できる新アイデアも。

 

これなら紐がほどけたりして

 

結び直す手間も必要ありません。

 

脱ぐときもワンタッチボタンを外すだけ。

 

 



このように、

 

私の思い描くデザイン、アイデアにできる限り近づけ、

 

一緒に考えて、型紙をひいて下さり、縫製してくださった方々にも

 

感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

ご覧いただきまして、

 

オリジナル作務衣づくり、作務衣のデザインについて、

 

ご興味をもって頂けましたら、

 

お気軽にメールにてお問い合わせください。

oujyouin@gmail.com

 

作務衣づくりのお手伝いが何かできればと考えています。

 

また、河内木綿のこと、はたおり体験につきましては、

 

「河内木綿はたおり工房」さんへとお問い合わせくださいませ。

 

※体験は要予約・事前に必ずご連絡ください。

サイト
https://kawachi-hataori-kobo.jimdofree.com/


一般社団法人河内木綿はたおり工房
〒579-8011
東大阪市東石切町3丁目2番13号
営業時間:10:00~15:00
定休日:不定休(※定休日/水曜日・土曜日)