ファーウェイが全額返金保証キャンペーンを早期に終了させました。
ポイント狙いの購入者による買い占めのため、他の客が購入できない事態になったとのことです。



しかしそもそもポイント狙いなどできるのか?
申込にあたっての注意事項で付加されたポイント分は控除して返金されることになっています。


それでは結局プラスマイナスゼロ、いや、現金が使い勝手の悪いポイントに変わるだけなので、マイナスなのではないかと思ってしまいます。
しかしながら、レシートには表れないポイントが存在するのです。いわゆる抜け道というやつです。

上の領収書は家電量販店であるコジマでゲームソフトを買ったときのレシートになります。
LINEpay で支払い、最下段にきっちりとコジマで使えるビッグポイント553円分が記載されています。
そして実はLINEpay でもポイントが付いているんです。


LINE Payではランクに応じてクーポンが配布されます。コジマはビッグカメラグループになりますので、5%OFFクーポンが使えます。
そしてクーポンを使って購入しても、コジマでもらうレシートにはその記載はされないのです。


クーポン利用で5%分の345円分割引されています。
さらにLINE ポイントが3%分、80ポイント付与されました。(LINE Payではランクに応じて還元額が違うため、誰もが3%とは限りません)

つまり、例えば、ファーウェイのスマホを家電量販店において10万円で買い、LINE Payで支払うとすれば、5%5000円分の割引と、3%2850円分のLINEポイント(5000円の割引後なので3000円にはなりません)が手に入るということになります。
この割引分はレシートには出てきませんから、ファーウェイがそのレシートに基づいて返金をした場合、上記分が儲かるということになります。
今回のキャンペーンにおいて一人分の購入台数は決まっていたので、予想以上にこのようにして儲けを得る人が多かったということなのだと思います。

理論上はこのようなことが可能というだけで、実際に試したわけではないため、本当に儲けを得た人がいたかどうかはわかりませんが、少なくともキャンペーンが早期に終了したと言うことはトライした人が多くいたということです。

フィンテックの分野はどんどん進化しています。知らなかったのでいつの間にか損をしていたということだけは避けたいものです。