2014年モデル ポロくん、継続車検時の作業報告です。
燃料タンク内に、ワコーズフューエルワン注入。
注入効果は、、、
〇燃焼効率の向上
〇排ガスのクリーン化
〇燃料系の防錆
〇インジェクターノズルの清掃
です。
クーラントシステムには、ワコーズ クーラントブースター注入。
注入効果は、、、
〇冷却水の防錆・防食・消泡性能を復活
となります。
クーラントシステムを安定させ、オーバーヒート予防にも繋がります。
最後に、「スナップオン エアコンサービスステーション プロ」施工してます。
当作業では、専門の機械(スナップオン社製)を使用して、極めて正確なフロンガス充填が実施できます。
専門的な話になりますが、回路残量補正機能と流速制御により充填計量5グラム単位で高精度な充填が行える機能が付く、非常に優れた機械です。
実際の作業の流れとしては、、、
→エアコンガスの回収
→エアコンガスの高純度再生
→真空引き
→エアコンガスの規定量充填(※5グラム単位)
上記、一連の作業を行います。
因みに、何故故にこの作業がエアコンシステムの予防メンテナンスとして有効なのか?と申しますと、、、
車両年式が新車時より3〜5年以上経過した車両において、常時エンジンの熱に晒されるエンジン補記類(エアコンコンプレッサー等)およびエンジンルーム内に設置されているエアコンシステムは、使用年数および使用時間や距離に順じてシールやゴムパッキン類が硬化し、それらの隙間よりエアコンシステム内のフロンガスが漏れてしまい、新車時に指定されている適正な規定量に達してないケースが殆どです。
万が一、エアコンフロンガスが規定量を下回ったままエアコンシステムの使用を続けると、エアコンコンプレッサー内のシリンダーがオイル不足による焼き付き故障や、エンジンの燃費悪化などを引き起こしてしまいます。
以前の整備業界では、「故障してから、エアコンシステムの各所修理を実施」する対処的なメンテナンスが主流でしたが、この数年で「エアコンサービスステーション」等の予防メンテナンスを施す事ができる機械が広く浸透した事により、「エアコンシステムに対する予防メンテナンス」が業界内でも定番化され始めている次第です。
さて、同時に「ワコーズ パワーエアコンプラス」を注入します。
注入効果は、、、
〇パワーロスを低減し燃費を改善
〇静粛性・シール性・耐久性向上とガス漏れ等のトラブルを予防
〇洗浄分散性に優れ、目詰まりの予防と冷房効率をアップ
となります。
まずは添加剤をステーション本体にセットして、、、
ポロのエアコンシステムに関する規定量は500グラム。
約20分程掛かって作業完了。
さて、作業結果は、、、
エアコンフロンガス規定量500グラム対して、55グラム(標準的なフロンガス200グラム缶)の不足でした。
施工後のレポートです。
基準充填量 500グラムに対して、、、
回収量 425グラム
追加量 55グラムの補充です。
(高純度に再生されたエアコンガスを再注入(補充)します。)
※尚、今回はワコーズパワーエアコンプラス(25グラム)を同時注入してますので、設定規定量は480グラムにしております。
参考までですが、一般的に車歴が10年もしくは10万キロを超える車両では、予防メンテナンスとして、この「スナップオン カーエアコン サービスステーション プロ」の施工は非常に効果的です。
前述通り、エアコンコンプレッサーの負荷を減らし、エンジンパワー(燃費)にも効果が御座います。
【店舗情報】
フォルクスワーゲン専門店 54base 株式会社
住所 福岡市西区生の松原1丁目16-1(焼きそば想夫恋さん 斜め前)
ご来店前に必ず電話をくださいね TEL 092-891-6800
mail vw@54base.com
LINEはコチラ。
※現在、メンテナンスに関する新規ユーザー様からのお問い合わせ及びご相談は
残念ながらお受付しておりません。
尚、「フォルクスワーゲンの中古車を探してください~」や
「フォルクスワーゲンで何か良いお勧めの車種はありますか?」など
ご購入に関する相談は歓迎です。
フォルクスワーゲン&フィッシング&バイク&コーヒー好きの皆さま、お待ちしてます。