１９９３年モデル ゴルフ３ ＧＴＩ 走行距離２８万キロ
タイミングベルト交換のご依頼です。
この車両的には３度目のタイミングベルト交換ですが、私が作業するのは初めてとなります。
では、始めます。
といきなりスロットルボディの配線が気になります。
皮膜が硬化してます。
コルゲートチューブに交換。
で、関係ないがコントロールバルブが気になる。
定価￥９８．０００円（税別）
ゴルフ２で散々、泣かされた部品。
本能的に清掃してしまう。
もちろん伝票には書きません。
サービスです。
というか趣味の世界です。
おっと、本題を忘れるところでした。
タイベル交換です。
それにしてもオイル漏れが烈しい。
ベルト自体にもオイルが付着。
こうなると、次回の交換タイミングが読めません。
ということで、今回はヘッドカバーガスケットも同時に交換のご提案となりました。
ウォーターポンプも同時に交換。
これがなかなかオツなところに付いてます。
ダイナモとエアコンコンプレッサー外してアプローチ。
ゴキブリやっつけるのはコックローチ。
ウォータープンプを外した後も綺麗に清掃です。
最近は、清掃担当が補佐してくれますので、なかなかイイ感じです。
「やっといて」で、この感じ。
博多弁では「やっといちゃってん」ですが、私は大阪生まれですのでそんな感じでは指示しません。
「やっといてんかい」では、「何かが展開するのか？」とこの辺りでは勘違いされるので、やはり無難に「綺麗にしといてお願いっ」が、よかごた～です。
さて、本題。
取り外したウォーターポンプから色々移設します。
この段階で昨夜の深夜１１時。
ウォーターポンプ取り付けてクーラント注入。
漏れの点検。
この段階で昨夜の深夜１２時少し前。
しかししかし、、、
この段階で手直し案件を発見。
取り合えず晩御飯食べて現実逃避。
そしたら、睡魔君に拉致されて、めでたく開放されたのが今朝５時。
そしたら、手直し案件が正常になってました。
そんなことがあるのですか？って、、、
不思議ですが、ありました。
多分、こびとさんが助けてくれたものと思われます。
ひょっとしたら野良猫のお陰かもしれませんね。
良く私の作業を横に座ってじジッと見ているので、手順は分かる筈です。
さて、本題のタイベル交換。
掛けました。
ブロックも綺麗にしてます。
どうです。
美しい仕上がりです。
とても２８万キロ走った２３年前のクルマとは思えません。
作業するひとで、どえりゃ～仕上がりが違います。
出来れば、依頼するメカニックの財布の中身を見せてもらうと良いかと思います。
前日の領収書が入っていたら「ややズボラ君」です。
お札の厚みに対し、領収書の厚みが勝ってる場合は、仕事を依頼してはダメです。
私は１００％、前日の領収書は財布に入っておりません。
その日の夜には財布から取り出してます。
多分、家計簿をつけさせると「うるさい おかーちゃん」になると思います。
うるさいのはラムちゃんだけで良いのですが、、、
次に進みます。
ヘッドカバーガスケット交換。
やはり２８万キロ走った車両にしては綺麗ですね。
何度も言うなって？
そうですね。
４０代の女性に、「４０年も生きてきた様には見えませんね」っていうくらい失礼な気がしてきました。
以降、慎みます。
そういえば私の名前は「しんすけ」ですが、「慎む 介さん」と書いて「慎介」と読みます。
介さんがベースで、冠に「慎む」が付く訳です。
それにしても、今日はどーでも良い話が続きますな。
以降、慎みます。
何故かやってしまう悲しい佐賀県。
そういえば、佐賀県のことを「鍋島藩」って言うと息子に「佐賀藩！」って怒られます。
なしかいな。
工業高校卒と現役大学生の違いなのでしょうか。
この手のものに対して「どうですかね？」と時々聞かれます。
多くの場合（例外もあり）ですが、その前にすることが山ほどある場合が多いと思います。
りゃんめんテープでなんか貼ったくれーで、なんかが良くなりゃー 警察いらねーぜっ、、、
おっと失礼しました。
独り言ですので聞き流してつかーさい。
進めます。
トルク管理してます。
最近、いずこかで「トルク管理なんてするかい」ってアホ整備士のコメントを見かけましたが、そのコメントを見てユーザー様がどの様に感じるか気が付かないのでしょうか。
こういうことからも、昨今のクルマ離れに繋がってると思うのですが、、、
ナイスな仕上がり。
とても２８万キロ走ったクルマとは思えません。
あっ、また言っちゃった。
少し気になる点も出てきましたが、次回の継続車検も含めて少しづつ進めると良いかと思います。
これでタイミングベルトに関しては、３５～６万キロを越えるくらいまでは安心してお乗りいただけます。
さて、次回の７月の継続車検もお待ちしてますね。
６月頃のご案内になると思いますので、どうぞよろしくお願いします。