segnavia

segnavia

羽音がのんびり書くちょっとした物語。

Amebaでブログを始めよう!

今日は猫の日ですね!



皆さん、受け子にネコミミをつける日ですよ(真顔


おいしいイベントですね。


あぁ、ネコミミつけたとこ見たい…。



そういえば、友達がリアルでホモカップル見たって言ってたなぁ…。


うらやましい(ぇ



さぁ、これ以上かいてたら妄想のせいで、また表示されなくなっちゃうからこの辺で自重。



あ、あと、もしかしたら近いうちに適当に絵とかあげるかもです。


アメンバー限定にするけどね!ww


ではではノシ

「ついたか・・・」


何日間歩いたかも忘れるころ、刈弥さんが呟いた。


「え・・・?」


疲れてうなだれてた顔を上げると、久々に見る民家。


「あーー!町!?村!?」


『おぉー!!』


テンションの変わりように呆れる刈弥さんのため息を軽くスルーして、


俺たちは久々に見るそれに見入っていた。





「いい加減にしろ。そろそろ行くぞ」


刈弥さんが俺と虎頼の頭を軽くたたいた。


「いッ・・・」


『なにすんだっ!』


「早く行くぞ」


さっさと歩き出し町へ入る刈弥さん。


「あ、待ってくださいー!」


あわてて追って、俺たちも町に入った。




町の中はとてものどかで、よく言えば平和。


…正直に言うと、普通。


故郷よりは大きいのは間違いないけど・・・


『つまんねー』


「!」


虎頼がぼそっと呟いた、


「だよね!?虎頼も思った!?」


『村の外っつーから期待したのによー』


虎頼の言葉にうんうんとうなずく。


山奥にある故郷から、俺と虎頼は一度も出たことがなかった。


だから、今回のこの旅は少し楽しみだったりもした。


した・・・んだけど・・・。


「おい」


「!は、はいっ」


そんなことを考えていると、少し苛立ったような刈弥さんの声。


思わずビクリとして返事をする。


顔をあげてみると、やはり少し苛立った様子。


「ぁ、あの・・・」


「・・・行くぞ」


こっちが続きを喋る前に、刈弥さんは背を向けて再び歩き出した。


声は、以前のように冷静そうで抑揚が少なかった。


「『?』」


一瞬虎頼と顔を合わせ首をかしげてから、刈弥さんの後をついていった。




町の奥まで来たころ。




『--!!』



幼いような子供の声と、鈍い音が響いた。


「・・・?」


子供の声は笑っているようだけど、時折高い動物の声もした。


・・・もしかして


『琥祐』


虎頼も同じように思ったのか、声のするほうを見据えてる。


「・・・」


チラリと刈弥さんをみると、刈弥さんもそっちを見ていた。


「行くか」


呟くように発せられた声に、俺と虎頼はそっちに向けて走り出した。


着いた時、子供らしき人影はもういなかったが、そこには血で赤くなったと思われる2羽の兎がいた。


2羽は、俺たちの姿をとらえると、驚いたように体をビクつかせた。


「だ、大丈・・・」


 

『『またきた』』



大丈夫か。そういい終わる前に、兎たちが無表情な声で言った。


その声は、抑揚がなくて、どこか機械めいていた。


『あ!』


かと思うと、次は無邪気な声。


『一兎!早く帰らなきゃ!』


俺のほう・・・正しくは俺の後ろにある時計を見てる兎が言った。


『え・・・?あ!本当だ!帰らなきゃ!』


一兎と呼ばれた兎も無邪気にそう返した。



そして。



『『"また”ね!!』』



そう俺たちに言って、ぴょんぴょんと跳ねていった。




(兎編-1end)