この前無事父の一周忌を終えた。
あの悲しみから一年経つんだな〜。
そして一年経ってようやく
話せる事がある。
忘れもしない父が遠い世界に
逝ってしまう一週間前の事。
この日が生前の父の姿を見る
最後の日になる事を私は感じていただけに
絶望と悲しみのどん底状態で
自宅に帰る事になった。
そして最寄りの駅に着き、
気力も体力もない状態だったため
タクシーで帰る事にした。
そしてタクシー乗り場に向かっていると
手前のバス乗り場が凄い人で混雑していた。
しかしありがたい事に
人一人分通れる隙間を見つけた‼︎
が、よく見ると
所謂人生に疲れきったおっ◯んが
その隙間の所に立っていたのだ 

一瞬躊躇はしたが、
とにかく早く帰りたかったため、
急いでその隙間めがけて突っ走った。
その瞬間おっ◯んが
私が通る方へ向かって
『 カー〜〜ぺっ!!』
唾を吐いたのだ

その瞬間悲しみは何処かに吹っ飛んで行き
怒りだけが湧いてきた
私の右肘はその瞬間から
別世界の物と化したのを覚えている。
家に着くなり必死で
洗いもがき落とした
よく鳥の糞が落ちて
お気の毒にみたいな人はいるが、
なかなかおっ◯んの
カー〜ぺっ!を食らう人は聞いた事がない。
要するに人生どんなに悲しみに
明け暮れていても一瞬忘れられる
瞬間があるのだという事を
実感する事が出来た。
おっ◯さんありがとう…