以前から同じ異業種交流会の守成クラブの知り合いだった井口木材の井口和司社長!
自分は京都会場が立ち上がり第二回からの
会員で、今まで色々な社長さんや専務さんに
お会いしてまいりました、
その中でも特に出会えてから中身の濃い経験をさせて頂いて居るのが、
現在平安会場の代表をされている、
井口木材の井口和司さんです
今年にはいり仕事を依来され
京都市右京区京北町までここ数ヶ月通っています。
井口さんとの最初の出会いは
守成クラブの会員同士では有りましたが、話をした事が無く顔を知っている程度でした、
ある時守成の例会の途中雑談が出来る時間があるのですが、
その時に近づいて来てゴツイ顔を
綻ばせながら言うのです。
「俺なぁさめちゃんのあんたの性格が好きなんやぁ」
それから材木屋さんと自分は工務店と言う関係性から色々な繋がりが続いて来ました。
初めは数年前に井口木材の工場の増築の話でした、
その時はウチの精鋭大工3人を行かせて
素早く丈夫に作り上げて完了としました、
今回の続いている仕事ですが
まずは2月に山頂にデッキを作る仕事で
これはなかなか大変でした、
先日地元テレビに井口さんが出られた時にも映ってましたが、
丈夫に作り上げて直ぐにバラバラに
バラせる様にとな事でした、
よく考えなければならないのは、相反する理屈を一つにする事、
丈夫に作ってもかん単にバラバラできる?
無理やろ?…![]()
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それって無理なんじゃ無いか?って初めは思いました、
そんな理屈の通らない事を井口さんは、サラッと普通の顔をしていうんです。
悪口ではなく、
ぱっと見ゴツイイカツイ顔で、
(笑うと結構愛嬌がある)
無理やろ?って言う事を人の気持ちも知らないでサラッと言ったり
豪快な性格で、自分の話はするが人の話を聞いてないな?今、って時があったりしますが、
本当は真面目で男気が有って
優しいんですよ。、
ちょっと不器用で、一本気で早とちりしやすいだけで、
以前も仕事で僕は井口木材さんまで毎日通ってました、
ある時井口さんが
さめちゃんの弁当やしこれって言うて渡されました、
「帰って夜に食べー」と言うと
他の話に、
僕も何気なく
「ありがとうございます、」と言う。
その時には何も思わずに帰ってから
弁当を食べながらなんで弁当をくれたのか
考えながら食べてると
涙が溢れて来て止まりませんでした、
1人暮らしの僕が京北まで片道2時間かけて通勤していると、
帰ってから洗濯して風呂入って、ご飯の支度が大変だろうと、
ちゃんと食べて、夜に過ごす時間を作ってくれる為だったんだなぁと気がつきました、
細かい人の気持ちや離れてからの人の状態を気にして、気遣ってくれた事に
嬉しくて、ぼろぼろ涙をながしながら
井口さんの気遣いに感激したのです、
その影には奥様の気遣いも感じました
人が他人に対して、そこまで気にしてくれる事ってなかなか無いし
感謝しても仕切れないと思いました
そんな事がありながらも
あの山頂デッキの話にもどりますが
無理なんじゃ無い?と思いながらも
工夫しながら
考えた末になんとか、あの形になりました。
次に取り掛かったのは事務所前の屋根工事です、
全てポリカ波板での屋根です、
自分が今までに作ったポリカ波板の屋根の中では最大でした、
まだ延長して欲しいと先日言われていましたので、
近々又屋根を作るんだと思います
その模様はまた後にアップいたします、
そして
ポリカの屋根の後には
山頂にデッキを作った近くに、
バイオトイレの機械を設置するから、
トイレの囲いを作りに、これ又山頂下に毎日通いました、
電気無し、水無無しの作業現場です、
トイレのドアの内側には杉板を張り合わせ
少し傷付けて、バーナで焼き
抽象化デザインとして取り付けました、
多分ですが都会からデッキの利用に
来られるお客様がトイレを使う時に
山の中で、こんな閉鎖的な空間に鍵を閉めてはいるのです、
僕は使う方達がトイレの中で
不安になったりしないだろうか?
特に子供さんにはストレスがないだろうか?
と、考えて扉を閉めた時に目の前にくる様に取り付けました、
なんだろ?これは?
なんの意味だろう?って言う風に
気がまぎれるんじゃないかなぁと考えてみました。
その焼いた杉板から上に目をやると
透明の屋根に太陽の光りがキラキラと光り
木々の葉がユラユラと映り込みます
そこで初めて閉塞感から開放される様に
目線を屋根に持って行く為でもあるのです。^_^
まぁしかし山奥の普通の車では行け無い場所なんで大変でした、
オマケに夕方暗くなると、
藪の方でカサカサって音がするたびにに、
ドキっとしながらの作業でした、
たまにクマが出るとか?マジ怖かったです。
次に取り掛かったのは、バギーのコースを作るために山を購入されたのですが
その山の中程に神社の社がポツンと有って
その後ろには御神木とも言うべき大木が聳え立っています、
如何にもと言った雰囲気の
その社が雨ざらしで朽ちかけて居ました、
既に神様は抜いていて、居られないとは言うものの
古い社を残したいと井口木材さんは考えて、自分に社を囲う外屋根を作って欲しいとの事でした、
まずは基礎工事からですが
何故か大工の自分がやる事に![]()
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人間成せば成る!ならないかも?
で、やってみた。
やったらできるもんで、綺麗に出来上がりました。
しかしセメントを練り、ブロックん運び積むと言う作業は
ヤバいくらい腰と身体に悪いです。
大工仕事の数倍疲れました。
左官屋さんを神と呼びたいくらいです、
社の外屋根の話にもどしますが、
まぁそこそこの、雨よけ程度だろうと鷹を括っていたのですが、
井口さんが仕入して来た材料を見て、
こりゃ違うわって思案…
自分が思ってたものとは違い、
京北の桧でそれも三方無地でした、
材木と言うのは節が少なくて小さくて、
と言う風に段々に無地になるにつれて高級とされています、
やばり節が少ない木を育てるには林業家の手間も掛かるからです、
そんな材料を仕入れてきたと言う事は
大体の心中を探る事が出来ます、
自分だけでは無いと思いますが、大工なら特にそうです、
昔からの現場言葉にあります、
木の顔を見て仕事はしないといけない。と、
それは木の年輪の向きを見て将来的に反る方向を見定め
使い勝手を決めて上下左右裏表の向きを最善な使い方をすると言う意味で、
自分はそれにもう一つ加えて、
仕入れた方の気持ちを読むのです、
そこそこの仕事で良い場合には、
そんな高級な材料を入れないはずです、
やはり思い入れや、
良いものを作り残したいと
意気込むからこそ、
良い材料を買われているはずです、
だから、今回の社の外屋根施行には、
ちょっとこだわり時間がかかってしまいました、
しかし大工仕事の
内容はわからないだろうし、
井口さんは顔を見るたびに
「いつ出来る?」と言うのです、
気持ちはお察ししますがと内心思いながら
大工として、その材料に見合う仕事をしないといけないと思い、
話を濁しながら明言を交わしていました
(まぁまぁプレッシャーでしたが)
もちろん自分は町屋の大工なんで、
宮大工がやる様な仕事をやった事はありません、
なんとなく雰囲気を出せればと思って頑張りました、
炎天下で前日寝不足で、顔は死んでますが
頑張りました、後は棟上げ上棟式をして
野地に移ります、野地も
垂木に広小舞と全て化粧でヒノキの節無しです、
出来上がったら綺麗やとます。
今日は夕暮れまで一日中炎天下で
頑張ったので
ご褒美に夕焼の綺麗な景色に出会えた^_^
明日6月9日が棟上げ上棟です。
上手く出来なかった所もありますが、
まだまだ精進が必要ですね、
ありがとうございます。
京都市 エコ大工三兄弟 鮫島浩工務店

















