(母42歳)

母が認知症を患い、はや5年近くなる。

早すぎて最初は信じられなかった、

そんな母が今はまだ会話もなんとか成立して

感情もしっかりしている

今のうちに、


自分の母との懐かしい記憶や

感謝の気持ちを綴り、


母にメールで伝えた。

携帯を最近は扱えなくなって


来ているので、

サポートしながら読んで貰った、

涙をポロポロ流しながら読んでくれた。

それが以下の文面です。





お母さんへ

ふと思い出す


まだ僕は幼く


母に付いてまわっていたあの頃


モンシロが舞う日には


お弁当箱に小さなおにぎりと


卵焼きを入れて


裏山のふもとの蓮華畑に


出掛けたね


一面赤紫の絨毯に腰を下ろして


笑顔で食べたお弁当美味しかった~


お母さんの優しい笑顔を今でも覚えている


懐かしい記憶・・・

お母さんお元気ですか?


僕は毎日懸命に生きています


あなたの息子だと


胸を張って言えるように・・・

日々の暮らしは


色んな事が起こります


でもお母さん


あなただけはお幸せに

毎日感謝しています


あなたが僕を生んでくれた事に

だから今


心からありがとうって


そう伝えたい。

追伸、
お母さんが父を亡くしてから


認知症が進んでしまい、


食べた物を忘れて、


食べた事も忘れて又食べる、


そんなお母さんだけど、


元々良く笑う


明るいお母さんだから


良かった、


今でも変わらず笑っていてくれるから、


僕たち息子は救われています、

今でも祭壇の父の写真に

話しかけている様子は


そこにまだ父がいる様に思えるほどです、

多分お母さんには


父の声が聞こえているのでしょう、


祭壇の前に座り写真をみて、

最近特に話しかけています、


お父さんが、今瞬きをしたとか


にっこり笑ったとか、


父の存在が母には大きく


人生全てが父の存在有りきだったのでしょう、


そんなにお互いを敬い


必要と出来る夫婦だったんだなぁと


思うと嬉しくて、
羨ましいなと感じました。

お母さん、出来るだけ長生きして下さい。


兄弟夫婦みんなで面倒みるから


いつまでも笑って明るい


お母さんでいてください。

長男  浩明