息子にはまだ、共に九十歳近い祖母が2人いる。
一人は、元旦那の母親=私の元姑で、息子とずっと一緒に暮らしていて、私が家を出た後は、母親代わりに息子の世話をして下さっていた。
70歳過ぎた頃から、認知症がひどくなり、成人した息子も自宅で介護を手伝っていた。
彼女は息子の死を知らない、というか、もうわからない。
家の中に息子が居ないことに気が付いていない状態らしい。
葬儀にも参列はできなかった。
もう一人は私と同居している私の母親。 歳の割にはとてもしっかりしており、なんでも一人でできる。
今まで、親類縁者も、曾祖父母も、平均寿命ほどは長生きしており、母にもこのまま、幸せな人生だったと天寿を全うしてほしいと思っていた。彼女自身もそう思っていただろう。終活を始めた矢先だった。
でも、まさか、まさかこの歳になって、大切な、かけがえのない孫の死を経験するなんて、、、
毎日息子の仏壇に手を合わせて話しかける、母の心境を考えると更に辛くなる。
私は来年還暦を迎える。
息子が居ない人生、もう決して長くなくていいけど、私の老いる先はどっちの道だろう、そんなこと考えてしまった。
認知症になってしまったら、毎日の供養も忘れてしまうのだろうか?
もしや、死ぬまで毎朝、辛い辛いと泣き続けてるだろうか?
最近、日に日に更に辛くなって、
馬鹿な、くだらんことばかり考えてる、、、
ごめんよ。息子。