やっちまいました
時間を気にせずやってきた結果
下見どころか
店が閉まってまっていて、ピアノが何処に有るのかすらわかりません
唯一開いていたのはこのお店
出発まで時間を潰します
お洒落なカフェというイメージでしたが
「あ・・・いらっしゃいませ」
「これと、珈琲ブラックで」
「ありがとう ございます」
「〇〇カードもってはりますか?」
「ないです」
料金を支払い
「隣から出るんでね、おまちください」
というたわいのない会話なのですが
きつめの関西弁イントネーションだったのが面白かった
まぁ、私も関西人だし
御国言葉は大切にしたい
私も興奮すると、河内弁になります・・・
「おう! われ~・・・」
日本語訳すると、「やあ、君・・・」
席に座り
外を眺めてぼけ~っと・・・
朝飯を食ったけど、モーニングをもう一度食べてます
ふう
美味しい
あ。そろそろ出発の時間です
慌てて駅に戻ります
改札を抜けると
加古川線のホーム手前に
もう一つ改札がありました
エスカレーターを上がり
これが加古川発西脇市駅行き
1329S列車です
一応ね”呑み鉄”風に列車番号を書いております
車両は国鉄時代製造の
103系
私と同じ年くらいでしょうか・・・
改造されているとはいえ、年季が入っています
駅を出発すると、大きく左にカーブ
電車は古めかしいモーターを唸らせながら
どんどん加速していきます
住宅街を抜けると
大きな川を渡ります
加古川です
加古川線は名前の通り
この川に沿って走ります
ここらは右岸側を北上
幾つ駅に停まったのでしょうか
どこまでも線路は続きます
車内の大半は
恐らく呑み鉄の皆さんです
10時01分
列車は西脇市駅に滑り込みました
駅を出て、バスに乗り換えます
バスを待つお客さんの大半は
電車で一緒だった人たち
やはり
目的地は同じようです
いい年こいて
一番前の席に座ります
今回の目的地は
多可町役場の近くにある
多可町文化会館ベルディーホール
多可町には、かつて国鉄鍛冶屋線が走っていましたが
廃止になってしまいました
その後は、このバスが鍛冶屋線の後を継いで走っています
バスは
加古川から分かれた
杉原川沿いに進みます
幾つも集落を経由し
30分ほど走ったでしょうか
多可町の集落に入りました
バスを降り
役場の前を通り抜け
目的地が同じ人たちについていきます
前の人たち、スキップしてるように見えます
らんらん気分で
会場が見えてきました
あの煙突みたいなのは何でしょうか
おぉ
賑やかです
会場には
酒蔵がいくつも来ています
ロケットストーブで熱燗・・・
すげ~
さっそく、試飲の券を購入して
試飲 試飲
まずは一軒目
秋田県醗酵工業
工場みたいな名前ですが・・・
https://www.osake.or.jp/kuramoto/iframe/y411.html
酒蔵です
ピンクのラベルが素敵な
一滴千両
お味は
フルーティーな・・・
って言っても
私にお酒の味がわかるわけもなく
呑みやすいなぁ って感じです
お酒に弱いので
アテを探して外のお店に行きます
焼鳥を頂きます
うめぇ
酒もうめぇ
やばい 酔ってきたぞ
こりゃ、勝負を急がないと
次は~っと
こちら
お酒の名前は
秀よし大吟醸原酒
十九代目松右衛門
こちらも、旨口です
只今の当主が松右衛門の名前を引き継いだそうで
次の二十代目はというと
こちらの女性です
この名を引き継ぐために、秋田に戻って来たそうな
さすが、酒蔵の娘です
今度は、酒粕汁です
ふぅ
もういい感じで酔っぱらってます
風がビュービューふいて寒いので
体を温めに
ホールに戻ります
天功というお酒です
試飲も最も高い300円
それなのに
だんだんと、味が分からなくなってきました
おでんと共に頂きます
ふぅ
もう顔は真っ赤です
もう火照って 火照って
あ!ストーブのせいか・・・
もうちょっとチケットが残っているので
最後にしたいと思います
最後はこちら
秋田醸造
超辛口
雪の美人
キリリとした味わいです
ただ、
もうベロベロで
これ以上は無理・・・
あぁ女神様 お酒に強い体にしてください
(滋賀県長浜で見つけました)
ふぅ
時計を見ると
そろそろ帰りのバスの時間です
これを逃すと、2時間ぐらい待たないと駄目なので
帰ります
というか
この会場に あと二時間もいて
呑み続けたら
帰れなくなります
お土産に一本お酒を買いました
結局 あれだけ吞んだのに
旨かったなぁって
次も呑みたいなぁって
印象に残ったのは
最初の一杯目でした
ちゅうことはやで
酔っぱらったら、結局 高い酒も安い酒も
一緒っちゅうことやん
・・・・
やっぱ
この説は正しかった様な気がしてきました
では、
バスが来たので
帰ります
どれぐらい寝てたでしょうか
気が付いたら、西脇市駅についていました
同じルートで帰っても面白くないなと思い
途中から
神戸電鉄に乗り換えて
新開地へ向かいます
山間部を走る神戸電鉄
ジェットコースターみたいな
路線です
坂を駆け上がったり、駆けおりたり
右へ左へと
線路は山肌を縫うように進みます
1時間ちょっと乗っていたのでしょうか
新開地駅に到着です
ここからは、阪神電車で帰ります
そのまえにちょっと寄り道
この通路をずっと歩いていくと
壁にはこんな絵が
そして、目的の
ピアノがありました
でも、大きな鏡の前で
音楽をかけて踊っていらっしゃいます
こりゃ、邪魔するわけにもいきませんので
大人しく帰ります
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