そんな即席の道具で
アタイを落とせるとでも思ってるのかい!
ふん!
と姉御の気合によって
無残にも砕け散ったシャコマン
そして
まったく変化がないギアシフトアームの姉御
つ・・・強い
だめか・・・
分解部隊に動揺が走る
と
誰もが諦めかけたその時であった
ふははははははは
しゃ~こ~ま~ん ブラッ~ク!
シャコマンブラックが現れた
説明しよう!
シャコマンブラックは鍛造にて作られた本格鉄鋼用のシャコマンなのだ!
みなさん!安心してください
しゃ~こ~ま~ん
ホールド!
がし~ん
ネジも強力な鍛造品という仕様
これでギアシフトアームの姉御もひとたまりもないだろう!
が、しかし
いくら締め上げても
テーパーピンは抜けず
ギアシフトアームの姉御の甲高い笑い声が響き渡るのであった
あははははは
そんなの痛くも痒くもないわよ
あはははははは
全く外れる気配のないテーパーピン
分解部隊長が本部に連絡し始めた
本部・・・
最終手段だ。
あれを投入してくれ
しばらくすると
一発の銃声が
ぱーん
ケースの兄貴から落ちてゆく
姉御・・・
その横には
撃ち抜かれたテーパーピンが転がっていた・・・
姉御ぉぉぉぉぉぉ~
ここで説明しよう
いったい何が起きたのか
テーパーピン中心を貫く穴
しびれを切らした分解部隊本部から
3mmのドリルにより、細い側から穴を開け
ピンをぶち抜き緩めたのだ
だが、その代償が大きかった
本来
相手を傷つけないで分解するのが分解部隊の使命なのだが
今回の攻撃で
テーパーピンを貫いたドリルがズレ
本体の穴を広げてしまった
ま、反対側は広がってないので
カシメられるかな・・・
と
あっけらかんとした隊長・・・
お~~~!
分解部隊から歓声が上がります
勢いづいた分解部隊
残りのベアリング三兄弟に手をかけるのです
分解部隊は社交ダンスを踊り始め
コーン♪コーン♪スッコッコーン♪
コーン♪コーン♪スッコッコーン♪
カリッとサクッとおいしいスコーン♪
ぐは!
兄者~ 弟よぉぉぉぉ
げっ!
あにき~~~~
ひでぇ ひでぇぶ~~~~~
ベアリング三兄弟の叫び声と共に
クランクケース一味は壊滅した・・・
・・・・
ふぅ
これでケースがきれいになりました
次回から普通に戻り
各パーツの清掃とベアリングの交換をしたいと思います
ふぅ疲れた
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