ドライブシャフトのやつ

とれちまったようだな・・・

 

そりゃ、ショックレスハンマーなんかで連打されたら

ひとたまりも無いですよ・・・

 

どうしやす ケースの兄貴

 

もう、残ったのは

俺たちベアリング三兄弟と

不良のシール

ギアシフトアームの姉御だけですぜ・・・

 

 

あいつらが諦めるまで粘るしかねぇんだよ

姉御・・・

 

 

ぐぉ!←シールが外されそうとしている

なにをするんだ!

ラジペンでこじるなんて卑怯だぞ

 

くそぉ~~ 

やつら、シールを無理やり引っ張り出しやっがった

 

ぐ、ぐわぁぁぁ・・・・・!←シールの叫び声

 

 

シィィィィィィィィルゥゥゥゥゥゥー!!

 

あぁ

不良のシールまでやられちまった

 

 

 

ケースの兄貴

向こうが透けて見えますぜ

 

もう

どぉーすりゃいいんじゃ~!

 

兄貴

外で何か言ってますぜ

 

(拡声器)

クランクケース一味につぐ!

お前たちは包囲されている!!

おとなしく降伏しろぉ~~~

 

さもなくば、こうだ

 

ぐわぁ!

ケースの兄貴がひっくり返されたぞ

 

 

やばい、ギアシフトアームの姉御が狙われている!

 

 

姉御!

 

 

あいつらがその気なら、こちらにも覚悟があるさ!

 

さぁ

はずせるもんなら、はずしてみな!!!

 

 

と、ここから激しい戦いが始まるのです

 

 

ここで一つ解説しよう!

ギアシフトアームと呼ばれるこの部品は

グリップチェンジから伸びたワイヤーによって

引っ張られると

シャフトが回り、

 

 

シフトアームが動きます

 

これがドライブシャフトについているセレクターを動かします

 

セレクターの爪が、ギアの切りかけに入り込んで

1速、2速、3速とギアをかえるのです

 

 

 

よい子の諸君!わかったかな?

 

 

さて、お話はギアシフトアームの戦いにもどります

 

 

分解部隊は

新しいツールを作り始めました

 

ギアシフトアームを外すには

まず、

底部に取り付けられたテーパーピンを外す必要があります。

 

テーパーピンはくさび型になっていて、軸とワイヤーホルダーを固定するために圧入されているのです

 

 

反対側からピンポンチで叩き出せば外せるのですが

このシフトアームが曲者で

あまり力をかけると

ケースを貫通しているシャフトが曲がってしまって抜けないことがある!

と物の本には書いてあったんです

 

そこで考えました

というか

YouTubeで見たこの人のやり方を真似したいと思います

 

 

 

ということで

まずはシャコマンを加工して

ツールを作りました

 

これを使って

テーパーピンを抜くのです

 

やり方は、テーパーピンと軸にこのシャコマンをかけ

ピンを押し出す作戦です

これならば、軸に余計な力が加わらず

曲がる恐れもありません

 

 

ギリギリ

ギリギリ

 

シャコマンが

ギアシフトアームのテーパーピンを押さえつけています

 

ギリギリ

ギリギリ

 

どうだ!そろそろ観念したらどうだ!

 

 

ふん!

そんなもん、痛くも痒くもないさ!

 

やせ我慢はよすんだな!

 

あんた

そんな即席の道具でアタイを落とせるとでも思ってるのかい

 

アタイも甘く見られたもんだね

 

ふん!

 

と、どんな力が働いたのか分かりませんが

パキンという音と共に

シャコマンは二つに割れてしまいました

 

あはははは

思い知ったかい!

 

 

分解部隊に動揺が走ります

はたして

ギアシフトアームは外れるのか!!

 

それとも分解を諦めるのか?

 

 

 

次回、”分解部隊の秘策” をお送りします

 

明日は仕事の都合で更新できません

またこのシリーズは一回こっきりかもしれませんが

気分が乗り次第更新いたします

ご了承ください

 

つづく

 

 

 

 

ランキングに参加してみました。

どれか一つポチッとして頂けると、励みになります。

にほんブログ村 アウトドアブログへ


にほんブログ村 アウトドアブログ アウトドアライフへ

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽キャンピングカーへ

 

にほんブログ村 バイクブログ 中年ライダーへ

 

にほんブログ村 バイクブログへ

 


/

PVアクセスランキング にほんブログ村