ふー
ずずずず・・・・
ずずずず・・・・
魚介の出汁が効いたラーメンをすすりながら
Vespaの事を考えています
ピストンが下がった時は
掃気口から混合気が送られるので
ピストンが上がった時に
キャブレターからクランク室へ混合気を吸うのと同時に
二次エアが吸い込まれて
空燃比が変わってしまうんだろうな・・・
う~ん
恐るべし二次エア
こりゃ本格的に探さないと
安心して遠くへ行けません
ラーメン屋から出ると
気になる自販機がありました
これ、コインを入れると
日本酒が出てくるんです
こんな自動販売機があるんですね
さ、家に戻って
この子の相手です
真剣に修理を始めようと思います
二次エアの探し方は
パーツクリーナーなどを接合部などに吹き付けて、隙間を調べるのですが
Vespaさん
この魅惑的な局面で構成されたボディーですから
吹き付けられるところも限られています
一応、キャブレターの接合部にかけたところ
エンジンの回転数が大きく変わったんで
ここかな?と
でも、こんな狭い空間だと普通にキャブレターから吸い込んでいるかもしれません
う~んわからんぞ
こりゃ、順番に追っかけて行こうかなと思います
Vespaのエンジンは強制空冷というやつで
フライホイールに付いたファンで風を起こし
デンデンムシみたいな導風通路を通ってシリンダーヘッドに風を送って冷やしています
とにもかくにも、ファンカバーを外して
回り止めをしつつ
フライホイールプーラーを使って
外します
バキンという鈍い音共にフライホイールが外れ
ステーターが見えました
フライホイールには磁石くっついていて
このコイルの周りをまわることで、発電しています
また、ガソリンエンジンですから
プラグに火花を飛ばすための機構があります
軸についたカムがポイントと呼ばれるスイッチをON,OFFすることで、点火のタイミングを図りつつ火花を飛ばしています
Vespaの電装系って
これ位ですかね・・・
いたってシンプル
アップの画像です
奥に見える黒いゴムの輪っかは、オイルシールと呼ばれるもので
エンジンの気密を保つものです
この軸の向こうには、クランク室があり
一時的に混合気がたまる場所です
なので
このオイルシールにガソリンとかがついていたら
ここから空気を吸っている可能性があるのです
が、まったくもって汚れておりません
DiBlasiのときは
こんな感じでオイルが滲んでいましたから
すぐにわかりました
ただ、Vespaさんが
DiBlasiさんと違うのは、この反対側にあるオイルシールが
エンジンのケースを割らないと交換できないのです
DiBlasiさんは
反対側も外から交換できるんですよ
なのに
なんでそんなところに入ってんだと思うのです
と ぼやいても仕方ありません
とりあえず、次に進みます
ファンカバーを外して気がついたんですが
排気ガスが通る エキマニのボルトが無くなってました
とりあえず手持ちの物を探して
嵌めときました
ここから先は
エンジンを下ろさなくてはなりません
電気の配線を外し
プラスチックのヘッドカバーを外したときでした
なんと!
無くなったと思ったエキマニのナットが
ちょこんと座っておられます
こんなこともあるんですね
さて、次に気になる所は
インマニの長ーいパイプです
こいつが悪さをしているんじゃないかなと思っています
油だらけでしょ
もしかしたら、どこかにヒビでも入ってるんじゃないかと
思います
とりあえず今日はここまでにします
続きはまた明日
ランキングに参加してみました。
どれか一つポチッとして頂けると、励みになります。