朝です
再びストーブに火を入れ
朝ごはんを準備
といっても、菓子パンと珈琲ですが・・・
さて、何時なんでしょうか
まだ日が昇る前です
真っ暗な道を走り
峠に差し掛かりました
こんな暗いクネクネ道を走っています
どれぐらいクネクネか後でグーグルマップで調べると
ほら
知らない間に、軽井沢を過ぎていました
軽井沢といえば、天皇陛下も静養される
高級別荘地
私には夜が明ける前に通過するぐらいが似合っているのかもしれません
ちょっと疲れてきました
駐車場があったので、車を停めて休憩
何なんでしょうここは
近くに案内板があります
あの横断歩道の向こうに何があるんでしょうか
ちょっと行ってみます
アメバ・・・
ちがった
アプトの道
も・・・
もしや
ぜ~ぜ~
は~は~と
息を切らしながら、階段を上がり
もつれそうな、自分の足元から
視線をあげてみると
そこには
錆びた線路
ぽつんと残る信号機
大きな変電所の建物
よし!
NHKドキュメンタリー風に・・・
かつて
明治政府は日本国中に鉄道網を築こうとしていた
ここ信越本線もその一つであった
南は現在の群馬県高崎市付近、北は新潟県直江津付近からそれぞれ伸びた線路は、碓氷峠を前に行く手を阻まれていた
高低差500mを越える碓氷峠
この地に鉄道を通すため
多くの鉄道技術者が挑み打ち砕かれた
ルートは3つに絞られ、ある案が選ばれた
峠を越えるために選ばれたのはアプト式だった
多くの作業員が命を落とした難工事
幾つもの苦難を乗り越え
国内最大の急こう配66.7‰という
登山鉄道のような急坂が生まれた
ある運転士は線路を見て言った
まるで、滑り台だ・・・
国鉄最大難所
信越本線の碓氷峠に挑んだ
鉄道マンたちの
物語である・・・
(この辺りから、中島みゆきの地上の星が流れ)
ここは、熊ノ平駅
そして・・・・
なぜか
開いたままのドアとポタ電
何に電源を送っているんだ・・・・
・・・・
この辺でやめときます
ちょっと感動したので
よし
こうなりゃ 鉄道モード全開です
駐車場に戻り
車を走らせます
ちょっと真面目に
碓氷峠は元々
アプト式という手法を使って峠を上っていました
これは
線路に敷いたラックレールに車両に取り付けた歯車を噛ませて上るのです
なんで歯車?って思うでしょう
坂にめっちゃめっちゃ弱いんです
66.7‰って 1000m進んで66.7m上がる
不通の道路だと7%ぐらいの勾配です
道路には普通にある上り坂です
これが上れないのは、レールの摩擦係数が低いからなのです
簡単にいうと
氷の上にスケート靴を履いて走っているようなものなのです
マメ知識でした
さて、そのラックレール
アプト式から普通のレールに改良されました
アプト式の線路敷きは遊歩道になっていて横川駅までつづいています。
途中、とても素敵なレンガ造りのアーチ橋などが点在し
碓氷峠の鉄道施設全体が文化遺産として保存されています
おお~
ええ感じや
朝7時前から大阪のオッサンが一人はしゃいでおります
ふぅ
そういや、夜勤明けで二日ほど風呂に入ってないぞ
そう考えると
あちこちムズムズしてきました
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