毎週DiBlasiに乗り続け、気がつけば
1万キロを超え、メーターが一周しております
(一周する直前、一周した後は撮り忘れました)
今の距離は1万2千5百キロほど
こんな小さなバイクでよく走りました
で、やっぱ走ると調子が悪くなってきまして
先日、本国 イタリアシチリア島カターニアにある
DiBlasiからパーツを取り寄せました
それは
バリエーター
右下の物です
あと、プラスチック製品を少々
これを交換し、変速の不具合が解消するかと思ったのですが
どうも、新しくやって来たバリエーター
真円じゃなく
うねりを持っていました
そのせいか、周期的な振動が顕著になり
不快感が・・・
ただでさえ振動で手がしびれるのに
それに加えて新たな振動
これはもう我慢できません
そこで、思い切ってDiBlasiにメールしてみたのです
日本人感覚的には
無償交換が当たり前じゃないかと思うのですが
国が異なれば、考え方も異なるかもしれません
それに、相手の機嫌を損ねて、もう販売しませんと言われちゃったら
おしまいですから
丁寧に丁寧に
「やぁ いつも部品を発送してくれてありがとう。おかげで、大好きなR7Eにずっと乗れるよ」
てな感じではじめまして
「先日送ってくれた、バリエーターなんだけど、取り付けると周期的な振動が発生するんだ。みてみると、円が真円じゃなく これが原因かと思うんだ」
「日本の商習慣では、無償交換だけど、御社の場合はどうなのかな」
ってな感じです
メールとかSNSとか ちょっとした書き方で、相手を傷つけたりしますから、超慎重です
それに、英語ですから
この表現があっているのかどうか・・・
翻訳ソフトを使って
日本語→英語→日本語と翻訳を繰り返し、日本語にしたときに通じるか確認です
日本語では、主語を省略しても文脈から通じると思いますが
英語ではダメです
しかも受け取るのはイタリア人です
「拙者、サンバーTと申すもの」
「今回、おぬしが拙者あてに送ってくれた、機械式速度変化装置の工作制度が低く・・・」
みたいな感じでメールです(説明用の演出です)
合わせて、くねくね曲がりながら回転するバリエータの動画を送りました
おくってから数日
なんとDiBlasiから丁寧なメールが届きました
「今回の事案で、お怪我等ございませんでしたか?」
「技術スタッフに確認してもらい、私たちは、無償でバリエーターの交換を決定しました」
ひゃっほ~~~~!
通じたぜ!!!!!!
思わず、飛び上がりました
会社で・・・
みんなこっちを見てます・・・・
ちと恥ずかしい
いやぁ
イタリア人って結構親切なんですよ
IDMなんてステーターのコイル抵抗値がわかるデータシートを送ってくれたり
代替部品を一生懸命探してくれたりと
日本人と同じですね
あと、雑なのがなかったら言うこと無しですが・・・
ということで
無事にバリエーターが発送されるそうです
そうだ、
発送いつなんだろう
あれからかなり経つけど
連絡がないや・・・・
さて、DiBlasiの調子の悪いバリエーターで走っている動画です
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