思い出話(長いよ(笑))
中学卒業の手前
プロレスラーになりたくて、でも体重50kgのガリガリくんで
でも今すぐにでも夢の階段を上がりたくて
高校へは行きたくなくて
格闘技雑誌の内弟子(住み込みの弟子ね)募集の広告を見つけて
千葉県の闘心峰道場の小峰先生に手紙を書いた

とにかく格闘技の素養を身に付けたかったから
極真系のフルコンタクトの道場で
しかもキックボクシングのジムも併設してあるこの道場がいいなと思った。

現状とプロレスラーになりたい気持ちを熱く熱く手紙にしたためた

返事はすぐに来た

気持ちはわかったから、本気ならご両親と一緒に一度来なさいと
(そりゃそやな。中3の子どもやでな)

両親に話すと、お前はアホかと
しょーもないこと言うとらんと
ちゃっちゃと高校行き!と
(子どもやから簡単に説得される)

高校に入学したけど
気持ちはいつも、ここにはいたくない。俺はプロレスラーになりたいんや!
(高校は行って良かったし、いい学校に行ったので大正解でしたが)

と、またまた現況とプロレスラーになりたい熱い気持ちを手紙にしたためた

だいぶたってから返事が来た

結局
行かなかったし、高校卒業して東京に行ってキックボクシングのジムに7年通って、タイにも練習に行ったけど、全部中途半端やったし、プロレスラーにもなってないし

ただの飲み屋のオヤジやけど

ふと
小峰先生からの手紙を思い出すことがある
もちろん小峰先生とお会いしたことはないし(本当は会ってお礼やら色んなこと話をしてみたいと思ってます。色々検索しても出て来ないから、名前やら記憶違いしてるかもやけど)どんな人かも良く知らない

だけど
返事が遅くなったことに
「返事が遅くなってしまい申し訳ありません。先生はタイに行っていて、あなたからの手紙を受け取ったのが昨日なんです。」の一文と

先生の下で強くて立派な男になりたいって書いたことに
「先生はいつでもあなたを受け入れる用意はある」
「だけど男の修行は日常の中にいくらでもある。色んな我慢や、どんな些細なことも全部男の修行と先生は思うのです。あなたはいつも行動と言葉を自分で選択しながら男を磨いて行かないといけない」
「先生の道場で修行しなくても、あなたが日々の修行で男を磨いて、強くて立派な男になったあなたにいつか出会えることを楽しみにしている」
「学びは日常にある」

こんな言葉を頂いたことは今も覚えている

中3や高1のあさははかな考えの拙い手紙に丁寧な対応をして頂いたこと
本当に有難いことです。
熱量だけはあったんかな?

せっかく高校の時に
ええ言葉もらってるのにねぇ

チャラチャラ、チャラチャラ生きて
ぜんぜん男磨けてないっす(>_<)

だけど、先生の言う通り
日常が修行で学びやなぁと
つくづく本当にそう思う今日この頃なのでありました。

せっかく頂いた命やから
楽しく修行して
笑顔の時間を
自分のも
かかわるすべての人のも
増やしていける
強くて優しい人になりたいなと思う

宇宙刑事ギャバンも言ってる

強いやつほど笑顔は優しい
だって強さは愛だもの♪
ってね(^-^)

それでは今日もええ日を創りましょ(^-^)

いつもありがとうございます。
感謝