食卓には父親の姿がない。妻と義母にはむしろ当たり前の光景かもしれない。去年までは父親としてそこに座っていたのに。義母が我が家に頻繁に訪れるようになるにつれ、私の体は異常をきたし、ついに手足が麻痺して動けなくなってしまった。更には喉頭、声帯摘出により声も出せず、人工呼吸器なしでは生きていけなくなってしまった。これは偶然?必然?恐ろしい力だ。
息子と妻と私の3人で楽しく過ごしてた生活は一変した。私はベット上で我慢するしかない。私が息子とやりたかったことは叶えられない。悔しいが妻と義母に挟まれた息子を見守るだけだ。受け入れ難い運命だが後には戻れない。
息子よ!がんばれ!直感を信じろ!