山田です。

昨日はお休みをいただきましたので、冬場に放置されていた庭の手入れに大忙しでした。

宿根草の株元に寒肥を施し、春の開花に向けて準備です。

その中でも最も過酷な作業が、つるバラの誘引であり、毎年覚悟を決めて取り掛かります。

見ての通り一年分好き放題に伸びた状態。

これを余分な枝を払い、出来るだけ均等な間隔でフェンス等に誘引し直すと…

こうなります。すっきりです。

ただ、こうなるまでの作業中は棘との格闘で、品種にもよりますが、痛くてたまりません。

でも、痛いのを我慢して作業するのもちゃんと理由があります。

バラは枝の頂点に花を咲かせようとする性質があり、枝を出来るだけ水平に誘引することにより、全体に花がつきやすくなるのです。

「ナニワイバラ」というバラがございますが、そのつるを誘引してみてください。ものすごい棘で、もはや凶器です。

ちなみに今回の誘引前に一房残っていた花を娘にあげました。

作業を終え、洗面所で手を洗っていると、小瓶に先程の花が。

花を育てていて良かったと思える瞬間です。

来たる春に備えて