こんにちは。
みおです。
今日は過去記事を再編集してお届けします。
東京も桜が咲き始めました。
これは何年か前の実家近くの桜の花です。
左の花は満開なのに、右はまだ2分咲きといったところ。
同じ種類の桜だと思います。
太陽光の当たり具合も同じくらいなのに、毎年左は早くて右は遅いのです。
今住んでいるところの桜も一本だけ周りより少しだけ咲き始めが遅い子がいます。
どう見てもソメイヨシノ。
ソメイヨシノはDNAが同じなので一斉に咲くそうですね。
ところが、その桜は周りが散るころに満開になって楽しませてくれています。
そんな桜たちを見ていたら、ああ、人も同じだな~と思いました。
早くに咲くタイプもあれば、遅くに咲くタイプもある。
どうしても早く咲くほうがすごいとなりがちだけれど、そんなことはないんですよね。
昔お茶を習っていた時に、とにかく私は向かなくて(笑)
覚えたことを端から忘れていくんですよ。
歩き方も座り方も袱紗の使い方も。
しかもむちゃくちゃ不器用なので、お薄の泡がクリーミーにならない!
何人かで一緒に合宿もしたりしたけど、わたしほどひどい人はいなかったです。
あんまりひどいので、私の先生が気の毒に思ってかこうおっしゃいました。
「陶芸家に聞いたことがあるのだけれど、
すぐに上達する人はある程度で止まってしまうんですって。
不器用な人は歩みは遅いけれど、ある時期が来たら素晴らしいものを作る…という話を聴いたことがありますよ」
と。
私が、どれだけ出来ないんだっていう話ですね^^;
向き不向きもあるだろうけれど、向いてなくても一度やってみたかったんでしょうね。
(本当は続けなきゃなのですが、出産がありその後病気もあったのでかじっただけで終わりました)
花開く時期は人それぞれ。
セッションしてても、効果が早く出る人と遅い人といるのです。
それもどちらが優れているということではないです。
単にタイプの違い。
個性の違いです。
現代は早いほうがいい!となりがちだけど、そんなことないと思うんです。
それに、花が開くときというのは、
わたしたちは周りに認めれるとか世間的に見て周りから見て何か価値がるかどうかに捉われがちです。
でも、そういうことじゃないんだなと長年この仕事をして思います。
本人が心の底から納得して、自分に嘘をつくことなく、自分ってこうなんだ!これでいいんだ!
と思えたら、それがもう花開くことなんじゃないかと。
すると現実もどんどん変わります。
人間関係も、仕事も、お金も、環境も。
やっぱりこの世は自分次第なのですよ。
自分と仲良くなって花を咲かせていきましょう。