こんにちは。
みおです。
今日は、検索が多い過去記事を加筆して再編集してみました。
お蝶夫人、根強い人気ですねえ。
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初めてこの記事を書いたのが、たぶん2011年ごろ。
なんですが、いまだに読まれた記事の3位くらいに常に入っています。
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以前、「人は強いものなのかもしれない」という記事 を書きました。
そのときに思い出したことが一つ。
そういえば、お蝶夫人も似たようなことを言ってたわ!
お蝶夫人、ご存知ですか???
漫画「エースをねらえ!」に出てくるお方。
女子高生なのに、巻き髪でお取り巻きもいて、でもご本人は孤高のお方。
良家の子女(死語)で、美人でテニスもできてお勉強もばっちり。
それだけ持っていてもご本人は孤独。
お蝶夫人がラケットを振るときは、バックに薔薇があらわれます^^
本名は「竜崎麗香」
名前からしてきらびやかです。
著作権等あるので、画像を載せられないのが残念です。
この方が名言の嵐なんですよ。
わたしが思い出したのは、次の一節。
波がざっぷんざっぷんする崖で、尾崎さん(お蝶夫人に憧れている同級生。名テニスプレーヤー。ちょっとベルばらのアンドレっぽい。アンドレ以上に報われない感がある)に
人間というのは思ったよりも強いものですね。
傷ついた…と思うだけで、
人間は傷つかないものなのかもしれません。
あれも耐え難い、
これも耐え難いと思うだけで、
この世には耐えられないものなどないのかもしれません。
というシーンがあるんですが、
たぶん、これがわたしにインプットされていたんだなあと思いました。
中学の頃、先生の目を盗んで(バレていたと思いますが)全巻読んだのが懐かしい。
「傷ついた…と思うだけで」というところがなんともニクイです。
そう、起きることは起きる。
その起きた現象を、自分がどう解釈するか。
同じことが起きても傷つく人もいれば、そうでない人もいる。
何を選ぶかは本人次第です。
傷つくのを選ぶ人は、何かしらそうしたい理由があるのですよね。
傷ついても大丈夫。傷ついたと思うだけで、人はきっと大丈夫なんだと思います。
他にもたくさんあります。
ダブルスを組んだ主人公の岡ひろみに対して言うセリフ。
彼女が、心ない仲間の中傷にコート上でめげていたときです。
負けることをこわがるのはおよしなさい!
たとえ負けてもあたくしはあなたに責任をおしつけたりしない。
それより力を出しきらないプレイをすることこそを恐れなさい!
そうそう一緒にやっている相手のせいにしない。
特に相手が一所懸命だったら余計にね。
がんばっても上手くいかないことってあります。
そして、上手くいかないこと、負けることを怖れていてはなにも進みません。
負けることを気にかけて心ここに在らずじゃ、何もせず思考と妄想の中で生きているに過ぎない。
本末転倒です。
もう一丁。
勝とうとすることなどなくてよ。
あなたのプレイをすればよろしいのよ。
「この一球」常にそれだけでよろしいのよ。
人生もそうじゃないかなと思うんです。
誰かに勝とうとか何かに勝とうとかよりも、自分のしたいことをする。
本音を大切にする。
自分の本当にしたいことなら、勝ち負けとかどうでもいいですものね。
今に集中すると不思議なことに目の前が開かれます。
さらにダメ押し。
「わたしがやる」とか「わたしにならできる」とか
いつも自我が表面に出る者は頂点には登りきれない。
天才は無心なのです。
わたしが、わたしが、というのが少ないほうがいいですね。
自我が表面に出すぎると、何かを達成するのを妨げることが多いだろうなあ。
本人も苦しいだろうし、と思います。
自我が少ないほうが天が味方しやすいですものね。
このお蝶夫人、無心の天才型の岡ひろみに最初にテニスを教えた人物。
後輩の無邪気な天然キャラのひろみを可愛がります。
が、テニスが下手だったひろみはどんどん伸びてくる。
しかもお蝶さまの気に入っている男性たち(テニス部キャプテンの藤堂さんと宗方コーチ)はひろみを贔屓する…
ということで、嫉妬やいろんな黒~い感情が出てきます。
が、生来の気高さをもつお蝶夫人。
一つ一つそれを受け止め、受け入れていきます。
決して見ないふりはしないし、
なかったことにもしないのです。
やがてひろみを心から応援する友であり母のような状態に。
嫉妬しているより応援しているほうが、お蝶夫人には似合います。
これで高校生→大学生くらいの年齢なので漫画だからか昔は大人になるのが早かったのか…。
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